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rd人外パロです。
俺の傍には、小さい頃からずっと青鬼がいた。
青鬼〈……ァ”…!ラッ”ァア”!ニコ〉
(rd!一緒あそぶ?)
rd『パアッ、おかあさん!そこ、あおいこ!』
母『…またその話…?ッ、』
母『なにも居ないじゃない…!!』
青鬼〈?、ァ”!〉(手を振る
(その人、僕が見えてないの…?おーい!)
rd『…ぇ、でもッそこで手ぇ振ってて…』
母『…ッ怒』
母『…うるッ”さい”!!毎回馬鹿みたいなお喋り聞かされるこっちの身にもなってよ!!』
母『何?私の育て方が悪かったの…?』
母『変な羽も生えてるしッ!“、馬鹿みたいな事言うし!』
rd『…ご、ごめんなさ、ッおかぁさ…』
母『…もういいわッ、!!』
母『あんたなんか…産まなきゃ良かったッ、』
……俺は、そう言って母親に捨てられた。
それから長い間、1人だけでずーっと生きてきた。
rd(…たまたま羽が生えてて、たまたま青鬼が見えるだけなんだけどな〜…)
でも、人間と人間の間に生まれた人間の子に
羽が生えていたら、…と思うと、俺を捨てた母親の気持ちも分からなくは無い。
rd「…てか、お腹減ったぁ〜…」
ここ何日間か、何も口にしていない。
まあ実質、浮浪者みたいなもんだし、…
何より、この羽と角のせいで人に避けられる。
お陰で食い物も買えないし、恵んでももらえない。
rd(俺みたいな化け物、死んだ方が世の中のため…なんだろうな…)
rd「…もーだめだなぁ…、」
rd(1回 ぐらい、 人に優しくして欲しかったな)
俺は、そのまま寒い夜に意識を手放した。
??「…くん、の人 …たの!?」
??「… タカラ。…ッテイウワケニハ…」
青鬼〈ァ”…?泣ア”-…!〉
(…おきて、 rd、…て、)
rd「…ん、…?」
やけに、青鬼が騒いでいる。
ごめん、もう少し寝かせてって……
青鬼〈… ……ァー”! 怒ガブッ〉
rd「いッた”!!泣ちょっと、コボセくん!!」
??「イダバー!!!びっくりしたぁ…」
??「…!!…オキタ…?」
??「…2人共何事〜?wって、誰…?」
??「お前らうるさいなぁ〜…何?誰かおるん?」
rd「…え、??」
知らない声、知らない顔、知らない場所。
rd「ッ、!!」ガバッ
??「わ、!?ちょっと、いきなり臨戦態勢入んないで!?」
??「ッ、ダイジョーブ、オレラナニモシナイヨ」
知らない奴からの『何もしない』程信じられない言葉は無い。けど…
青鬼〈ァ〜”、!ァ、ァ”!〉
(大丈夫、この人達安全な人だよ…!)
rd(あの青鬼が言うなら、…安全か。?)
rd「…、何もしない?、」
??「うん、」
rd「…そう、…」
rd「…ここ、どこ?君達は誰?なんで俺がここにいるの?」
見た感じ、俺と同い年な感じ…分かんないけど。
??「えっと、俺たちは運営国の組織の一員でね…あの黄色い人がkyo、緑色のがmdで、紫色のがkn、で〜俺ru、って言うんだけど…」
md「キミ、ミチバタデイシキウシナッテタカラ」
md「オレガカッテニツレテキタ、…」
rd(あ、俺空腹で意識失って…)
こういう時は、確かありがとうだったよね。
rd「えと、ありがとう…ございます、」
kn「敬語じゃなくていいと思うよ〜?
多分君と俺ら同い年ぐらいだし、。」
md「ソウダネ。」
rd「あ、ありがと……えっと、」
kn「w、knちゃんって呼んで〜」
rd「knちゃん…ありがとう。」
rd(なんか、変わった人だな。?)
久々に、人間とちゃんとした話が出来た。
ふと思い返すと、俺を怖がらないなんて、皆不思議な人だ。
壁の傍で腕を組んでいた、
黄色いパーカーを来た彼が口を開く。
kyo「…気ぃ悪くしたらごめんけど。」
kyo「お前さ、青鬼の血受け継いでる、よな?」
rd「…ッ、う、うん…」
突然の質問に、少し 寒気がする。
rd(、……気持ち悪いって言われるかな…化け物って罵られる?ああでも、お前に居場所は無いって、追い出されてもおかしくないし、ッ)
kyo「じゃあ、」
kyo「俺らと一緒じゃんw?」
kn「だよね、」
md「…タシカニ。」
rd「え、!?」
咄嗟に言われた言葉に、つい大きい声が出る。
ru「ああ、そう言ってなかったね。」
ru「俺ら全員、まあいわゆる」
ru「人外、…なんだよね」
rd「…、え?」
rd「絶対嘘じゃん……」
kn「嘘じゃないんだよなぁこれが…」
rd「ッ、だって、羽とか…角とか無いしッ」
md「カクシテルダケダヨ。」
kyo「出そうと思えば…ほら。」バサッ
kyoの背中から、真っ白な羽が生えてくる。
頭上にも、金色に輝く輪っかが現れた。
rd「ッ…きれい、…!」
kyo「やろ?」ニカッ
rd「でも、その…みんな、気持ち悪い、とか言われないの…、?」
皆が一瞬、きょとんとした顔をする。
kn「…まあ、言われはするけどね〜?」
md「マアデモ、ベツニ…」
紫色の触手を畝らせた彼が言う。
kn「君みたいに”それ”を綺麗だって肯定してくれる人も居る訳だし」ニコッ
ru「だね〜」
rd「…そ、っか…/!」
その後の俺の言葉に、理由は無いと思う。
きっと、4人のきらきらとした微笑みに、勝手に惹かれて、憧れただけだから。
rd「…」
rd「ねえ、皆…」
rd「俺も、皆の仲間になってみたい 」
少し狭い部屋に響く、俺の声。
皆の大きく見開いた目…
寒さも少し遠のいた、春先の事だった。
rd「…なーんて、事もあったよねぇ〜…」
青鬼と懐かしさを噛み締めながら、会話をする。
青鬼〈…ァア”! ラッァ”! ニコニコ〉
rd「そうだね〜コボセ君…」
…本当に、皆には感謝しないとね。
皆があの時俺を助けてくれなかったら、 俺は今頃死んでたんだと思うとすごく怖い。 そんな事を考えていると、彼の声が聞こえる。
<ちょっと〜!!rd〜??
rd「あ、はーい!」
彼に聞こえるような大きい声で返事をする。
今日も総統として頑張らないとね。
ここまで
読んでくださりありがとうございました!!🙏✨