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ミサイル撃つ許可出してやれよ、、、(((
〈前回のあらすじ〉
日本に一通の手紙が届いていた。(めっちゃはしょった!)
〈本編〉
日本:「(なんでこんな手紙が私に?)」
不思議に思いながらも、手紙の中身を読み始めた。
手紙の内容はこうだった。
日本さんへ
あなたは、**神杯(しんはい)**というものをご存知ですか?
神杯とは、何でも一つだけ願いが叶う魔法のアイテムです。
詳細は、アメリカさんに聞いて下さい。
それではごきげんよう
日本:「何だこれは…」
にゃぽん:「へ〜。そんな面白い魔法のアイテムが…ほしい!!」
日帝:「神杯ににゃぽんを近づけたら終わりますね!」
日本:「まぁ、会社に行ったらアメリカさんに聞いてみます」
にゃぽん:「頼むよ!!」
日帝:「…」
ご飯を食べ終えた日本は食器を流しに持っていき、会社に行くことにした。
日本:「ちょっと、早いですけどいいですかね。」
日本:「いってきます。」
にゃぽん:「いってらっしゃーい!お兄ちゃん絶対聞いといてね!」
日帝:「いってらっしゃい」
会社についた。
オフィスを見渡しても誰もいない。
日本:「一番ノリかも…」
そうつぶやきながら自分の机へと向かう。PCを立ち上げ仕事し始めた。
8時半になると人などが多くなってきた。
イタリア:「Ciao!日本!」
大量の資料を持っているイタリア
日本:「おはようございます。イタリアさん。」
イタリア:「今日何時から、きたんね?」
日本:「7時半ぐらい…ですかね…」
イタリア:「え!この会社、9時スタート…。どうやったそんなに早く起きれるんね?」
日本:「日本人の性(さが)といいますか…」
イタリア:「日本人は努力家?なんね」
ドイツ:「イタリアァァ!!上司が呼んでるぞぉぉぉ!!」
イタリア:「はぁい!」
イタリアはすごい速度で去ってしまった。それはまるで、その速度でピザの斜塔走ったらもっと傾くんじゃないかって速さだった。
中国:「いつもいつも、伊太利と独逸五月蝿いアルネ」
ふと横を見ると中国さんがいた。
日本:「中国さん。おはようございます。」
中国:「你好〜。今日会議アルネ。めんどくせーアル…」
日本:「まぁまぁ…」
中国:「ぐちぐち、言ってもしょうがないアルネ」
そう言って、北朝鮮の机の方に向かっていった。
日本:「(なにか、ようがあるのかな?)」
そう思いながらも、仕事をし続ける日本。
仕事をしているといつの間にか会議の時間10分前になっていた。
日本:「まずいっ」
そう言って、会議室に急いで向かう。
日本:「(私が最後かもしれない…)」
そんな心配をしながら会議室に行くといたのは、アメリカだけだった。
アメリカ:「あっ、Good morning japan」
日本:「おはようございます。アメリカさん」
日本:「(どうしよう。聞こうかな…今言わないと言うチャンスを逃すかも…アメリカさん多忙であんまり会えないからな〜。どうしよう…)」
そうこう悩んでいるうちに、イギリスとフランスが喧嘩しながら、会議室に入ってきた。
フランス:「やっぱり、お前のほうがやばい」
イギリス:「いえ、あなたの方がもっとやばいですよ。だって、店員に注文(オーダー)するときに、なかなか指示が通らないんですよ。ストライキ好きすぎやしませんか。」
フランス:「あぁん。お前はあっち方面でやばいじゃねぇか。◯◯◯◯◯◯◯ってなんだよ!」
イギリス:「ぎくっ」
フランス:「◯◯◯◯とか、◯◯◯◯◯◯とか、あと…」
そこでアメリカが…
アメリカ:「shut up!!」
フランスとイギリスの口が止まった。二人はそれぞれ席につき、睨み合っている。
フランス:「なぁ、日本。俺とイギリスどっちのほうがやばいと思う?」
日本:「えっ」
急な質問にびっくりした日本は、口をポッカーンと開けたまま固まってしまった。
日本:「(えっどう答えればいいんですかこれ?イギリスさんもなかなかだけど、フランスさんも…)」
日本:「あっえっえっと…(どう答えるのが正解なんですかこれ!!)」
沈黙が続く…
日本が言おうとした瞬間
アメリカ:「そんな質問日本に聞くもんじゃないだろ。聞くなら、イタリアにでも聞いてこい。」
フランス:「確かに!」
日本:「(納得する要素どこ!?)」
また、日本が固まる。
そうこうしているうちにロシアが会議室に入ってきた。
ロシア:「…доброе утро」
スタスタと歩き、静かに席につく。
そのすぐあとに、書類を両手に持ったイタリアとドイツが会議室に来た
イタリア:「Ciao!」
ドイツ:「おっ、フランスが早めに来ている珍しい…」
フランス:「俺だって、早く来るときは来るよ!!」
イギリスはふっと鼻で笑う。
フランス:「で、なんで二人はそんなに書類を抱えているんだい?」
ドイツ:「あぁ、これは…」
イタリアがすかさず
イタリア:「これは、「社会主義の国以外にミサイル落としていいですか?」って許可を取るための書類んね」
日本、アメリカ、イギリス、フランスは唖然としていたが、ロシアだけ涼しい顔をしていた。
ドイツ:「北からのな…」
フランス:「許可するわけ無いだろ!!」
フランス:「その書類全部シュレッダーにかけてやるよ!!」
イタリアの書類を無理やり奪おうとするフランス。
ドイツ:「なにしてるんだ!!」
といって、手に資料を抱えてるため足でフランスを抑えようとする。
イタリア:「やめんね!!」
3人:「うわーー!」
書類が宙を舞う。
フランスが一番下で下敷きになり、その上にドイツが乗り、またその上にイタリアがのる。
フランス:「重い…」
ドイツ:「イタリアどいてくれ…」
イタリア:「あっ!!中国〜」
中国:「何やってるアルカ?おまえら?」
呆れたような顔をして、中国は落ちている書類を読み始める。
中国:「なんアルか?これ」
日本:「えっと…なんと言えばいいか…」
中国:「はぁ〜〜〜」
中国:「後で我がシュレッダーにかけとくアル」
フランス:「それ俺の仕事!!」
日本は二人の会話(?)を見事にスルーし、書類を拾い始める。
ロシアも自分の席を立ち、日本の方に向かってくる。
日本:「(えっ…もしかして…書類を…)」
しかし、ロシアは落ちている書類を拾い始めた。
全て書類を集めると、「はい」っと言って日本に差し出す。
日本:「ありがとうございます。」
ぺこりっとあたまをさげる日本
何も言わずに、ロシアは自分の席に戻る。
イギリス:「皆さん。もう会議が始まりますよ。」
日本は自分の腕時計を見て驚く。もう会議開始30秒だった。
5人は、急いで自分の席につく。
アメリカ:「じゃあ、会議を始めるぞ」
7人:「はーい」
アメリカ:「まずこの、◯◯◯◯◯から〜」
会議が始まった。
どんどん議題が終わっていく。
アメリカ:「これは、俺の個人的に聞きたいことがみんなにある」
ロシア:「なんだ?」
アメリカ:「朝、俺のところに一通の手紙が届いたんだ。」
日本:「えっ!!」
日本は思わず席を立ち上がる。
日本:「もしかして…」
続く…