テラーノベル
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とうとう、私達アイランドルは
ステージへと立つ日が来ました
「緊張してるか?」
『…少し』
「ま、練習の時とおんなじだ」
ライブと言っても私たち単体という訳ではな く
unionと共にであった。
私は出番まで舞台横で見ていることにした
「みんな来てくれてありがとうなんだぞー!」
「ーーーーー」
「ーーーーー」
「早速だけど曲に入るよ
美しいお兄さんをとくとご覧あれ〜!」
パチ
「み、て、て」
『!』
誰なのかは分からない
口パクだが、確かに彼はそう言ってた
ダンサー…なのだろう
私は、コクリと返事をするように頷いた
「菊?」
『アーサーさん』
「あぁ、あいつらを見てるのか」
『えぇ。やはり、私よりあちらの方が…と、
考えてしまってダメですね、』
「俺が決めたんだ
お前から離れるなんてことそうそうねぇよ」
『あの…後ろで踊ってる方のお名前、
知ってたりします?』
「んー、あ、フェリシアーノじゃねぇか
もう1人は…ギルベルトか」
『フェリシアーノ、?』
「フェリシアーノ・ヴァルガス
社長の孫だ もう1人はいないみたいだな
フランシスとかも血縁関係ではあるがな」
『兄弟がいらっしゃるのですね』
「双子だしな。 で、もうひとりが
ギルベルト・バイルシュミット
あいつにも1人弟がいるぜ まだ10なんぼ
だったかな、」
先程目が合ったのはフェリシアーノさん。
かっこいい…というより可愛いが勝つ容姿で
社長のようなくるんとした髪が特徴ですね
あ、間違えたんでしょう、彼 照れてます
『フフッ』
「そろそろセットしてもらうか」
『えぇ、』
私達の今の状態は衣装をきているだけ
髪のセットやメイクがまだなのだ
『メイクとか したことないので…』
「大丈夫ですよ
アレルギーとかあります? 」
『いえ、ないです』
「分かりました では失礼しますね」
「本田さんってメイク無しでこれですか 」
『?えぇ』
「あー…、これは、アレですね、
モデルの依頼がくるかもですね…、、」
『モデル?いや、私アイドルですし』
「クッ、自覚なしですか!! メイク完成したら
自分の顔見てくださいね?!」
『わかりました?』
『メイクって、顔をこんなにも綺麗に
してくれるんですね』
「元がいいからです!
ナチュラルメイクしかしてませんし」
「はい、 こっちも終わりましたよ」
『前髪 横に流すんですね
あんまりしないので新鮮な感覚です、』
「カークランドさんの方も
終わったみたいですね」
「あー、そのよく似合っている//」
『馬子にも衣装ですよ、
アーサーさんのがすっごく似合ってます』
「そろそろ行くか
『なッ…///、 はい、』
コメント
2件
アーサーがイケメン過ぎる!!