この作品はいかがでしたか?
745
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今晩は。黒留です。
地雷さんは他の作品へ。
今回から少しずつ鬱っぽくなります。
ご了承下さい。
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家に帰ると直ぐに布団へ伏せる。取り敢えず寝ようと目を瞑る。
目を開くと真っ白な処に居た。辺りを見回してみて、動こうとしたが何かに縛られているのか、将又壁があるのか。動けなかった。
___不意に背後に気配があった。
振り向いて確認しようとして目が覚めた。
気づくと頬には汗が伝っており、携帯のデジタル時計は23の数字を映し出していた。
取り敢えずこの汗と謎の寒気を誤魔化す為に風呂に入る。
(何か判らないけど、何か、嫌な予感がする…)
風呂から上がり、髪を軽く拭いて再び床に就く。天井が見えて手を伸ばす。ふと、あの日の彼の後ろ姿が浮かぶ。其の時頭痛がして伸ばしていた手を、腕で目を隠す様に下ろし泣きそうに成る感覚を抑える。
「…御免よ…織田作…」
一人。静かにあの日の後悔を噛み締め乍其の目を閉じた。 意識が落ちる前、誰かが頭を撫でてくれた様な気がした。
『… ______。』
コメント
6件
続きめちゃくちゃ楽しみにしてます!!
あああ好きすぎるぅ…続き頑張って下さい…!!!!
続き待ってます!