/楠雄視点
——やはり週末は家でのんびりするのが一番だな。
夏の暑い中クーラーの効いた部屋で斉木はコーヒーゼリーを口に運んでぶ厚い小説本を読んでいる。
だがのんびりして居れる時間も束の間
ピーンポーン
「くーちゃんっ。お友達来てるわよ!あら!くーくんもきてる!」
ガチャ
部屋の戸が開く音。
窪「よう斉木!飯食いに行こうぜ!」
空「楠雄。いいもの持ってきたんだ。勝負しないかい?」
鳥「斉木サァン!5組のアイコちゃんが知らない男とデートしてましたぁ」
窪.鳥.空「ん?」
3人の声が重なる
——ていうか何入ってきてんだふざけるな
窪「いや斉木は俺と飯食う約束してっから。」
空「いや楠雄は僕と勝負するっていう約束あるし」
鳥「斉木さんは俺と遊ぶ約束してますから。浮気っすか斉木さん!?」
——誤解を招く言い方をするな
——誰とも約束してない帰れ
鳥「ーー!!」
窪「ー?!ーーーー〜!」
空「もう拉致が開かないね」
空「楠雄。選んでくれ」
——全員無理だ。
——僕のΨ高な週末をめちゃくちゃにされちゃ困るんだ。
鳥「とか言って〜本当は?」
——帰れ
空(この猿達楠雄の事好きなのかな?妬けちゃうなぁ。楠雄は僕の物なのに、楠雄楠雄楠雄楠雄楠雄)
——こいつなんか余計なこと考えてんなキャンセラーあっても分かるわ
鳥「斉木さん。こいつらほっといてもう行きましょ!」
鳥束が楠雄の腕を引っ張る
窪「あ?斉木は俺と飯行くんだよ」
空「僕も居るし」
——こいつらまじで…
楠雄が迷惑そうな顔をしている時でも喧嘩を続ける3人
空「あ。そういえば」
喧嘩している空気が収まる
空「楠雄って誰が好きなのかな?」
鳥.窪(確かに気になる‼)
——居ない
空「強いて言うなら?」
——居ない
空「もしかして…照…なんだっけ。あぁ。照橋さん、だっけ?」
——ない
空「ん〜それなら僕、かな?」
——絶対違う!
鳥「はぁ?斉木さんは俺が好きなんすよ!」
——頭大丈夫か?
窪「いやいや俺に決まってんだろ」
——何だしつこいなこいつら違うっつってんだろ耳あんのか(テレパシー)
空「何が違うのかな?僕と一線を超えた関係があるっていうのに?」
窪「斉木…まじなのか…?ていうかこいつ誰だよ」
鳥「マジなんスカ斉木さん…?」
——チゲぇよ平気で嘘つくんじゃない
鳥「じゃあどうします?あ!4Pとかどうっすかぁ?うへへ」
——ふざけてんのか?
窪「なるほど…いいなそれ!」
空「楠雄と番になるのは僕だけだよ」
——意味がわからん帰れ
鳥「よしじゃあ決まりっす!横になってください斉木さん!」
——おい待てはやまるな。しかもなんで僕がネコ前提なんだよ
鳥「え、だってそりゃ、ねぇ?」
——そもそも4Pだと?どうやってやるんだよ。
——おいこら窪谷須勝手にズボン脱がすな
空「ん?あ。そこの君(見てるあなた)此処から先は有料なんだよねw」
鳥「ごめんっすけどここで終わりっすね」
——おいやめ
完
コメント
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お母様ァ!!! どこに行ったんや!?
見るために1000万用意しとかないと ( ̄□ ̄;)!!
まさかテラーに斉木受けの小説があったとは😱 最高すぎて見事に死にました😊