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人間と魔物の結び

6 - 第五話:時間

♥

509

2023年08月25日

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第五話:時間


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赤「 それは…笑 」










「 きっと…嫉妬、じゃないかな笑 」


黄「 嫉妬…? 」


赤「 …黄ちゃんは、橙に 」

「 嫉妬してるの 」

「 多分だけど、笑 」


黄「 …… 」

「 …そっ、か… 」


赤「 …笑 」

「 どうしたの?笑 」


黄「 こんなの…初めてだから 」


赤「 楽しいとか、感じた事ないの? 」


黄「 それはある 」

「 赤と一緒に居るのは、 」

「 とっても楽しい 」

「 で、も… 」


赤「 でも? 」


黄「 初めて…感じた感情…だから 」


赤「 実感…が無い、みたいな? 」


黄「 それに、近い…かな 」

「 …なんでだろ… 」


赤「 …可愛い、笑 」

「 それに、何事も少しずつでいいんだよ、笑 」


黄「 少し…ずつ… 」


赤「 そう、笑 」

「 力加減、言葉、文化、感情 」

「 全部少しずつ学べばいい 」


黄「 そっか、笑 」


赤「 …あ、そろそろ神社に戻ろ!笑 」


黄「 あ、うん、! 」


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黄赤in神社


赤「 にしてもここは、ずっと夕方なの? 」


黄「 時空が歪んでるから、 」

「 ここはずっと夕方だよ 」


赤「 あの夕日も、沈むことは無いの? 」


黄「 ……うん…笑 」

「 ここは永遠に時が進むことない場所 」


赤「 …黄ちゃんも…? 」


黄「 僕は…ゆっくりでしか進まない鬼、笑 」

「 いつか終わりが来ても、 」

「 数千年、数万年先かもしれない 」


赤「 …いい、な…笑 」


黄「 …でも、六十年くらいは生きるでしょ…? 」


赤「 …まぁ、そうなのかも、ね笑 」

「 ……生きれる人は、だけど笑 」


黄「 …? 」

「 どういうこと? 」


赤「 事故とかで、十年くらいで死ぬ子もいるから 」


黄「 事故…? 」


赤「 車に衝突されて亡くなるの 」


黄「 車… 」


赤「 ざっくり言って、鉄の塊的な…? 」


黄「 鉄…?! 」

「 それは…死んじゃうね… 」


赤「 …でも、鬼の肉体は強靭なんでしょ? 」


黄「 あー、僕らは怪我で死ぬと言うより 」

「 火傷で死ぬと思います笑 」


赤「 火傷…? 」


黄「 僕たち鬼は、鉄がダメなんです 」

「 肉体が強靭でも鉄の塊が 」

「 突っ込んできたら死にますね 」


赤「 じゃあ、俺の耳にも触らない方がいいかもね 」


黄「 どうして? 」


赤「 俺はピアスって言うのを付けてるから 」

「 もしかしたら火傷しちゃうかも 」


黄「 …ホントだ… 」

「 耳は触らないように気をつける 」


赤「 俺もなるべく耳を近づけないようにするから 」


黄「 ありがとう笑 」


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黄「 さっきの話の続き 」

「 …赤…は、長くないの…? 」


赤「 …わかんない、笑 」

「 俺も事故とかで死んじゃうかもだし笑 」


黄「 …その時は、助けるから…ッ、 」


赤「 そっか、黄くんが助けてくれるなら 」

「 心強いな笑 」

「 ありがとう、笑 」


黄「 …どうして、そんなに… 」


赤「 …? 」


黄「 …ううん、何でもない、笑 」


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その時の僕は赤に

死んで欲しくない一心だったから

どうして、この先死ぬかもしれないのに

笑えるのか不思議だった。


あの事実を知るまでは。


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明日始業式…。


宿題全く終わってなくて草。


あー、しんど。


教室入りたくない……。

問題児というか、

うるさい人が多すぎるねん。


先生もちょっと弱気な先生だから

強く注意できないみたいで。。


自分も何回か注意をしたことはあるけど

その時だけだね。


一日すれば注意したこと絶対忘れてる。


大きい音とか人が多い場所、

苦手なんだよなぁ…。


今もドライヤー苦手だし。。


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コメント

2

ユーザー

最高最高👍🏻💞💞

ユーザー

なるほど、、赤くんは黄くんに心配かけたくなかったのかな、、? 嫉妬も1つの感情だね! めっちゃ分かります!!僕も学校五月蝿い人たち沢山いるから苦手です!

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