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💙青椒肉絲🧡
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#あべさく
うめぼし
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楪羽*yuzuriha*
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「……ねぇ、明日、本当にラウールと行くの? 俺を置いて?」
週末の夜。
佐久間はソファの肘置きに顎を乗せ、これでもかというほど分かりやすく眉をハの字に下げながら、キッチンの片付けをする春菜に何度目かの確認をする。
「もー、大介。言ったでしょ?この前みんなが遊びに来てくれたときに、ラウールくんと約束したんだって」
春菜が苦笑しながら皿を洗っていると、佐久間は眉間にしわを寄せて訴えてきた。
「だってラウと2人っきりだよ!?絶対にカップルに見られるし、万が一春菜がラウのことカッコいいなって目移りしたり、取られたりしたらと思ったら……!あー! 俺の心臓が持たない!」
「あー、私のこと信用してないんだぁ」
わざと意地悪を言ってみる。
「…っ、そういう訳じゃないけど……っ!…でも、ラウはかっこいいし…」
もごもごと歯切れ悪く喋る佐久間。
春菜のことは信じているが、なにせ相手はあのラウールである。
あんな高身長イケメンハーフが隣にいたら、女の子は意識せざるを得ないのではないか。
「大介以外に目移りするなんて、そんなこと断じてありません」
ピシャリ、と言い切る春菜。
「私が好きなのは、大介なんだから」
「うぅ~~っ…!!でも、やっぱり、俺も一緒に行きたい…!!」
「大介、明日はお仕事でしょ?」
「ふぐぅ…!!!」
ソファで、文字通りのたうち回る佐久間。
本気で悔しがる佐久間に、春菜は洗い物を終えた手を拭き、ソファに近づきながら「大丈夫だよ、ただのお買い物だもん」となだめる。
しかし佐久間は気が気ではない。
「メンバーとはいえ、野郎と2人きりにするのは…!!せめてあと1人…っ、あ!!!」
突然大きな声を出したかと思うと、ガバっと起き上がり、素早い動きでスマホを操作しだした。
しばらくポチポチと操作していた佐久間だったが、勝ち誇ったような顔でスマホの画面を見せてきた。
「阿部ちゃん召喚!!」
そこには阿部亮平とのLINE画面が表示されている。
~LINE~
佐『阿部ちゃん、明日ひま!?』
阿『いきなりどうした?まぁ1日オフだし何もすることないけど』
佐『明日、ラウと春菜が買い物に行くんだよ!!』
阿『あはは、了解、ついて行けばいいのね。ラウールに連絡しておくよ』
~~~
さすが、SnowManの頭脳、阿部亮平。
あれだけのやり取りで、佐久間の思惑を察したようだった。
「ふふっ、阿部くんまで巻き込んじゃったんだ?」
春菜は思わず笑ってしまう。
「阿部ちゃんも一緒なら安心安全、かつドライバーもやってくれるからね! まぁ本当は俺も行きたかったけど…」
しぶしぶ、といった様子で口を尖らせながら、春菜をぎゅっとハグする。
「……ラウと阿部ちゃんに、惚れちゃダメだからね?」
「もー、まだ言ってる(笑)」
春菜はクスクスと笑いながら、なだめるように佐久間の背中に手を回して抱きしめ返した。
翌朝、仕事に行く佐久間を見送ってから、春菜がリビングの片付けをしていると、ピロンッとLINEの通知音が響いた。
スマホを確認し、短く返事を打つ。
身支度を整えてエントランスに降りると、そこには阿部が運転する車が停まっていた。
助手席の窓がスッと開き、バケットハットにマスク、サングラスという完全防備のラウールが大きく手を振る。
「春菜さーん! おはよう! 行こー!」
「春菜さん、おはよう」
運転席の阿部も帽子とメガネで変装しながら、優しく微笑みかけてくれた。
「ラウールくん、阿部くん、おはよう!阿部くん、急にお願いしてごめんね」
「春菜さんが謝ることじゃないよ。今度、佐久間にご飯奢ってもらうし(笑)それに、2人の買い物にご一緒できて、俺も嬉しいしね」
「フゥー!阿部ちゃんイケメン!!佐久間くんもヤキモチ焼きだよねー」
ラウールが心底楽しそうに茶化す。
春菜が後部座席に乗り込むと、車は滑らかに走り出した。
目的地は、最近オープンしたばかりの大型ショッピングモール。
車内では、2人の好きなものやおすすめのグッズなど、楽しいお喋りで盛り上がった。
コメント
1件
あー、今回も可愛いですね!佐久間くんのヤキモチが全開で、ソファでのたうち回ったり阿部ちゃんを召喚したり、もう文字通り嫉妬に狂ってる感じが微笑ましかったです(笑)。春菜さんの「大介以外に目移りなんてしません」って言い切るところ、ちゃんと佐久間くんを安心させようとしてるのが伝わってきてじんわりきました。阿部ちゃんが即座に「ついて行けばいいのね」って理解するところもさすがで、チームの空気感が本当に心地いいです。ラウールくんの無邪気なテンションもいいアクセントになってますね!