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うぉーーー‼️キタキタァァァって叫んじゃいました✨😆 酔ったぼんさんが素直すぎてカワイイです❤️
※ご本人様とは関係ありません。
※全て妄想です。
※創作が多く含まれます。
※なんでも許せる方向けです。
※「はじめに」を読んでいただくことをおすすめします。
※センシティブ表現あり(激しくはありません)
🦍→「」
🍆→『』
バイトが終わり、
家に帰ってきた。
また来てくれなかった。
そう思うのは、何度目だろうか…。
約束してるわけじゃないんだから…と、
考えても、寂しいという気持ちが溢れてくる。
『寂しい…か…』
このままでは、眠れないと思い、
今日は、酒を飲もうと思った。
酒に頼るなんて…相当、きてるな…。
ははっ、と渇いた笑いがでる。
近所の酒屋で、度が弱いのと強いのを何本か選ぶ。
久しぶりに酒を飲むのだから、あまり行かない店で買いたかった。
『これくらいなら飲めるだろ…』
酒はそんなに強い方ではない。
どちらかというと弱い方だ。
でも、今のどうにもならない気持ちをなんとかしたい。
明日は休み。
少し多めに買って、家に帰る。
普段しないことをする…少しだけが寂しさが紛れるような気がした。
帰りつき、
飯や風呂を済ませることにした。
色々と済ませ、ちょうどいい時間になってきた。
酒の缶を開ける。
ひと口飲んでみる。
久しぶりに飲む酒の味。
『随分と飲みやすくなったんだな…美味い』
また、ひと口。
『こんなに美味いんだったら、また買ってもいいな』
虚しさや寂しさを紛らわすために買ってきたのに、美味さに感動してしまっていた。
いつの間にか、2本、3本と缶が開いていた。
『はぁ…のみすぎちゃったかな?』
でも、あと何本かあるから、
もう1本だけ呑もう。
缶を開ける。
グイッと喉に流し込む。
そろそろ、酔いがまわってきた。
でも、まだ飲みたい。
ふと、夜風にあたりたくなって、
酒を持ったまま、ベランダに出る。
ちょうどいい風が吹いていて、気持ちいい。
外の景色を見ながら、またひと口と流し込む。
見慣れた景色は、何も変わらない。
変わったのは、俺の心。
『どずるさん…』
何故か、名前を呟いていた。
「はい…。なんですか?ぼんさん」
驚いて横のベランダを見る。
ドズルさんがいた。
『いたの…?』
「なんだか外の景色が見たくなって…」
『うん…』
「そしたら、ぼんさんが僕を呼ぶから、返事しました」
『そう…』
「はい…」
少しだけ時が止まったような気がした。
止まった時を進めるかのように、
俺は話し出す。
『…どずるさんさぁ…なんで、さいきんみせに、こないの?』
えっ…と、少し驚いた表情。
俺の様子が違うことに気づかれる。
「ぼんさん、酔ってるんですか?」
『…よってない』
自分でも分かる…明らかに酔っている。
でも、何故か強がってしまった。
『おれが、さけてるからこないんでしょ?おれのせいでしょ…?』
ぼんさんの所為では…と、言いかけてたけど、俺はドズルさんの言葉に被せるように、
『このまえのこと…で、きまずくなったんだァ…』
「ぼんさん…」
『おれだって…、さけたくなかったよ…でも、じぶんの、きもちがわからなくて…』
「….」
『….なんで、おれに…やさしくしてくれるの…?』
心の中にあった気持ちを全部吐き出した。
「….ぼんさん、心配なので、今からそっちに行きます」
『きてくれるの?」
「…はい」
すぐにインターホンが鳴り、ドアを開ける。
ドズルさんを部屋に招き入れる。
ガチャリとドアが閉まる。
「大丈夫ですか?」
『だいじょうぶ』
酔って顔が赤い俺を見て、
大丈夫じゃないな…と、思ったのか、
「ぼんさん、お水飲んだらどうですか?」
『いらない…』
「あはは…」
眉を下げ困った顔で笑う。
「そうですか…お酒を飲むのは程々にしてくださいね」
『んぅ…』
「…じゃあ、僕は部屋に帰ります」
『…まって』
「えっ…?」
腕を掴み引き止める。
ドズルさんに顔を近づけ、キスをした。
何故か分からない。
酔った勢いといえば、それまでだけど。
そして、ハッとする。
なんてことをしたんだと我にかえる。
『ごッ…ごめんっ…』
「…..」
黙ったまま、俺を見つめるドズルさん。
あの時見た、真っ直ぐな目…。
「ぼんさん…」
名前を呼ばれ、
抱きしめられた後、
ゆっくり床に押し倒された。
深いキスをされ、身を委ねる。
自然と指どうしが絡み、ぎゅっと繋ぐ。
少しずつ息が荒くなり、
気持ちが高ぶっていく。
唇を離し、見つめ合う。
『はぁ…ど…ずるさん…』
名前を呼び、そこにいることを確かめる。
「ぼんさん…貴方って人は…」
俺の首に唇を這わせ、時折、チュッと音を立てて吸いつかれる。
初めての感覚に戸惑う。
けど、すぐに快感に変わった。
『んッ…はぁ…』
気持ちよさでおかしくなりそうだった。
今自分がどんな顔をしているのか分からない。
もっと…と、それ以上を望む。
だけど、
「はぁ…だめ…です」
『なに…が…?』
「これ以上は…やめましょう…」
『なんで…?』
何かに耐える、辛そうな顔。
視線を逸らし、俺を見ないようにしていた。
『だめなの?』
「だめです…貴方は酔っている…勢いでしちゃだめです…」
酔ってるとかなんてもうどうでもよかった。
ただ…ドズルさんと一緒にいたい。
そして、あわよくば…俺を….
そんな願いは叶わず、
少し乱れた俺の服を直し、ゆっくり身体を起こされる。
「すみません…」
謝まるなよ…
『大丈夫…』
大丈夫、じゃない
「帰ります…ちゃんと鍵かけてから寝てくださいね」
『うん…分かってる』
待って…
「…おやすみなさい」
行かないで…
『…おやすみ』
ドズルさんを見送る。
ドアがガチャリと閉まる。
ゆっくりと鍵をかけた。
ドキドキする心臓を抑え、
その場に座り込む。
あの時感じたドキドキと同じ。
俺は…やっと…「何か」に
気がついた。