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「いや、でも俺は康二もいい線行ってると思うんだよね。」
「押して押して押しまくれ作戦だけど？」
「いや、それがそうでもなくてさ。康二って甘えんぼキャラかと思えば、結構スパダリじゃん？」
「あー、彼氏力高いよね！機械にも強いし、料理も運転もできるし。優しいから何でもやってくれちゃうし」
「なんだかんだで世話焼きだよねぇ笑」
「その世話焼きモードの時ってちょっと話し方も落ち着いてるじゃん。本人自覚してないけど、そのスパダリモードが、押して引いてを作り出してるのよ。」
「なるほど…」
「押しまくれターンの時はスキンシップがちょっと多過ぎるけどねぇ笑」
「でも翔太も最近はそれを拒めなくなってるじゃん、そこは康二の粘り勝ちなのかなって」
〜〜〜〜〜〜
「めめー！しょっぴー！」
「あ、ラウ戻ってきた」
「しょっぴー、これ忘れもの」
「んー？あ、これ康二の家にあったんだ。」
「しょっぴー、康二の家行ったの？」
「うん、スマホの設定わかんなくなっちゃって」
「何回教えても覚えへんのやから」
「いいじゃん、康二がやってくれるんだから」
「しょっぴーは俺がおらんと生きてけへんな〜」
「うわっ！ひっついてくんなって！」
「なんでなん？！こんなに色々やってあげてるのに冷たすぎひん？！」
「うるさいー！離れろって！」
「しょっぴー！ひどい！」
「まぁまぁ。康二くん、さっき写真がどうのって言ってなかった？」
「あ！そや！ラウナイスや！しょっぴーこの前撮った写真持ってきてん。ちょっと見てくれへん？」
「え、見る見る〜。どれ？」
「こっちきてーや」
そういい渡辺の手を取り、写真を広げだ机まで連れていく
「ほら、これ」
「わ、いい感じじゃーん！」
「俺のイチオシはこれやねん。」
「ふはっ！俺じゃん笑」
「可愛く撮れてるやろ？」
「流石おれ」
「いや、俺の腕がいいからや」
「自画自賛かよ」
「しょっぴーかて、そーやんか」
「ふはは笑」
「しょっぴー、今度また写真撮らせてよ」
「えぇ〜、俺ばっかじゃん。」
「ご飯も作ってあげるやん」
「康二の家で撮るの？」
「室内の光の感じで撮りたいんよ」
「わかった。服は？」
「服は貸したげるから、いつも通りでええで。次のオフは？」
「そこは予定ある。」
「じゃ、また休み被ってるとこ探して連絡するわ」
「ん。」
「康二も家に連れ込み済みか…」
「ねぇ、ふっか、言い方」
「まぁ、彼氏するなら康二って翔太も言ってるからなー！」
「イヤよイヤよも好きのうち、を地でいくのがナベだよね笑」
「その好きがどんな好きかはわからないけどなー！」
「俺は最近の翔太は、特に康二の言動を気にしてるように見えるけどな」
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