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性的シュチュエーションあり
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ショッピに手を降って帰り道を歩く。濡れたシャツが服にくっつくのは汗なのか川の水なのか分からんほど暑い。閑静な住宅街を越え、団地の中に入って行く。
苗字の違う表記のあるドアに、手を掛け中に入って行く。
喉が苦しく身体全体に鼓動が響く。
「あっゾム?どうしたん。そんなに濡れて…。お風呂入って着替えなさいよ。」
「あっうん。」
「私仕事行ってくるから、ご飯も食べといてね。」
母さんが、ハイヒールをはいて家を飛び出していく。俺はリビングのドアノブに手をかけようとするがどうしても開ける気にならない。その時、ドアが空いた。
「ゾムおかえり。」
暗い廊下にリビングの光が差し込む。それと同時に恐怖を感じてしまう。母親の新しい恋人であるこいつは俺を冷たい目で見る。そして俺を壁に押し付ける。
「っ…。やめろっ」「アイツはいないし我慢することなんてないな。」片手でいとも簡単に俺の両手を押し付け固定する。そいつの右手が俺のズボンへと伸びていく。突然口付けをされ抵抗するも虚しく舌が入ってくる。男の液が自分の液と混ざりあう。「んっ…んふっ…///」息が苦しくなる。ズボンも下着も下ろされ、男のゴツい手が俺の中に入って行く。身体はそれを感じ、身動きが止まらない。痛くて嫌なはずなのに、明らかに初期とは違う身体の反応は、自己嫌悪になってしまう。「あっ///いやっ///」拘束された腕、めちゃくちゃにされる身体は、興奮を抑えられていない。男は、俺から離れると、俺は力が入らず壁に寄りかかりながら座ってしまった。今すぐ逃げなきゃいけないはずなのに、脳とは違い身体は、今から起こることを待ち望んでいる。男は俺に馬乗りになり、背中で手を縛ってくる。息をするのがやっとで、必死に息を肺に入れ込む。男は俺のワイシャツのボタンを外し、肩にキスをしてくる。それは痛くて気持ち悪い。また紅い跡ができる。涙を含んでいる目から、すっと雫が垂れる。男はそれを見て、優しく微笑んだ。ほわほわしている頭では何も考えることはできない。急に、身体に痛みが走る。中に何が硬いものが入った感覚で、今何されているか理解する。
「痛いからっ///んっ///抜いて!!お願いっ///だから///」
男は激しく動く。人形のように俺を使い出す。抵抗しようとしても、うまく動けずもどかしい。嫌だ嫌だと泣くことしかできず、自分が情けなくなる。
「ほんとにやめっ///んあっ///んんっ///んうっ」
喘いで、叫んで、泣いて、喚いて、喘いで。中に暖かい液体が出される。その液体はドクドクと俺の身体から、止まらない。情けなさにまた、自分から涙がでてくる。濡れた髪も身体も服も汗でさらに濡れている。男は俺を抱きしめキスをし優しく撫でてくる。さっきまでの行為と別人のように。愛などわからず、このことに浸ることしかできなかった俺はまた来てしまう明日に絶望を抱きながら男の腕の中で目をつぶった。