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月見「なに?」
「…ずっと友達でいてくれって事かな。そもそも外の世界にいったのは友達を作るためだったんだ。月見とピアノの練習に行く途中にこの世界にきてしまったんだ。………この世界への入り口は開けたつもりがなかったんだ。だから俺も予想外の事だったんだ……すまなかった………」
何とこの世界に月見たちを呼んだつもりは、アカシックはなかったという
月見「夏樹くん………」
彼は続けて言う
「このようになった原因が、まだよくわからないんだ………現実世界への道が歪んで異様に広くなった可能性もあるし、こちらの世界のバグかも知れないしね…………分かったことは、誰かが捜査を妨害していると言うことだよ」
リリックも頷く
「そうそう!調べようとしたんだけどデータがうまく取れないの〜………強烈な超音波や強いノイズが入ったりしてしまって……やり方はあっているはずなんだけど…」
アカシック「稀にこう言うことはあるけれど、流石に何度かやっているときちんとデータが取れるはずなんだ。でも、50回ほどやっても全部のデータが使い物にならなかったんだ………でも一応、通路はちゃんと使えるんだ。………だから帰るのは今のうちさ。だから今回を逃すと帰れなくなったりするかもしれない!だから俺も今のうちに外の世界を楽しんでおきたいんだ!」
全員が驚嘆の声をあげた
真凛「ええ!?今を逃すと帰れなくなるかもしれないの!?」
かずき「じゃあ………今すぐ帰らないと行けないってことか………」
キャロ「ああ、とうとうお別れだ」
リリック「私も行く〜!!!」
アカシック「それじゃ………準備はいい?」
全員「もちろん!」
彼は何かを唱え出した
月見たちは聞き取ることができなかった
「みんな、飛び込むんだ!!」
全員が不思議な空間に飛び込んだ
キャロ「……………じゃあな」