「んー…」
目を開けるとそこは山奥だった。大きな木に動物が川のほとりで水を飲んでいる。
「え、、ここはどこだ!なんでこんなところに、、」
そう、僕は記憶を失っていた。頭に血がついていたからきっと上の崖から落ちたんだとすぐわかった。
「記憶を失ってしまった、、どうすればいいんだ、、」
ここは山奥だし、どうしてここにいるのかも分からない。
「とりあえず人を探さないと!」
少年は立ち上がって走り出そうとしたその瞬間、、
「痛っっっ!」
頭に激痛が走った。そりゃあそうだ。崖から落ちたのだから頭には傷がある。少年は傷を手で抑えながら歩き出した。数時間後、、
「全く人が見当たらない。ここはどこなんだろう、そろそろお腹も減ってきた。」
もうすぐ夜になる。夜には猛獣が動き始める。諦めかけたその時
「おーい、そこで何をしているだー?」
川の向こうから1人の男が声をかけてきた。僕は急いで川を渡り、その男に説明した。
「記憶を失った!?それは一大事だ!すぐそこに病院があるからすぐ行きなさい。俺もついて行くから。」
「ありがとうございます!」
男と少年は病院にいった。症状は記憶障害だけで、頭の傷は深くは無く頭に包帯を巻いてもらった。そして2人は病院から出た。
「あの、ありがとうございます。病院まで連れて行ってもらって、、」
「いやいや、それは気にしなくていいよ。それより君の家族や友人を探さないと。きっとみんな心配してるよ。でも、今日はもう夜遅いから家で寝なさい。明日探そう。」
そうして、男と少年は眠りについた。
〜あとがき〜
こんにちは。かーびです。今日から初投稿させていただきました。まだまだ序盤ですか楽しんでくれましたか?もっと続きを出して行こうと思いますので続きも読んでくださると嬉しいです!
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!