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さて、始まりました百人斬一首。
実況は私ハヤミーンシロクマカムイでお送りいたします。
それではまず、百人斬一首の基本ルール三つを紹介します。
一、金属でできた棒「カタナ」で先に相手の
頭を打った方の勝ち。
(金属でできてれば 形はなんでもOK。)
二、相手のクマを殺してはダメ。
三、核兵器などのあぶないものや 共闘、
人質などの盤外戦術はダメ。
以上です。後は何をやってもOKです。
さぁ、100匹のかわいいJKベアー達が
どんな活躍をしてくるのか、見物ですね。
100匹のJKベアー達はちょっと広めの
人間さん達が建てたガンリュージマ体育館に集まり
人間さんの鍛冶屋さん達に作ってもらった
愛刀を持って
整列しております。
《百人斬一首》の主催者ギンジローちゃんは
元気な声で言いました。
「あんたたちー!!めんどい前置きはなしよー!!まずは百匹で一斉に戦いなさい!!!
残った16匹が準々決勝進出よぉ!!!!」
「クマー!!!」「クマクマー!!!」
100匹のかわいいJKベアー達は一斉に刀で
打ち合いました。
突然、不思議なことが起こりました。
いきなり100匹の内の84匹が吹き飛びました。
何が起こったのでしょうか?
リプレイで確認してみましょう。
どうやらこの現象はこの試合の優勝候補、
元わからせ団幹部、カニドーラクの娘の
ムザシちゃんの仕業ですね。
まず、ムザシちゃんは一匹のクマから刀を
一瞬で奪いました。
速いですねぇ。
それからムザシちゃんはこの体育館100匹のクマにほぼ同時に攻撃を仕掛け、おなかと頭を撃って吹き飛ばしたようですね。
それにしても速いですねぇ。
《科学をわからせる能力》わからせ団幹部の
ガチロボが作った超高性能カメラ、
叡知の結晶カメラのスロー機能を使ってさえ、どうにか
やっと目で追える、そんな凄まじい速度でした。
彼女が今回のラスボス、ムザシちゃんです。
彼女の愛刀はなし。
「刀なんて相手から奪えばいいじゃん。」
と彼女は言いました。
ものすごい自信ですね。
これはわからせがいがありそうです。
さて残った16匹はなんとか彼女の攻撃を
避け、勝ち残った精鋭達です。
そんな彼女たちの何匹かについて解説しましょう。
まずはこのお話の主人公、髪の毛を人間さんのポニーテールみたいにまとめたJKベアーのコォジロちゃん。
「がんばるぞー。勝って先輩に告白するんだ
!!!!!!」
そう言ってホッペを手でパンパンしてます。
彼女はこの《百人斬一首》に勝つために
人間さんの剣術をしっかり研究してきた
がんばり屋さんベアーです。
コォジロォちゃん、人間さんの剣士、佐々木小次郎の剣術をまねっこしました。
そして得た能力が
《金属をわからせ、伸び縮みさせる能力》
です。
愛刀は《ツバメ》、全長約95cm。重さ約500gのオーソドックスな打刀です。
彼女がどんな戦いを魅せるのか、見物ですね。
「がんばるっす!!!まけないっす!!!」
そうやってピストルを構える警察服を着た
JKベアーポリスちゃん。
オイオイオイなんでここに銃があんだよ
教えはどうなってんだ教えは!!!!
と思う方もいらっしゃるかと思いますが
心配ありません。
銃は金属でできてるし、クマは頭蓋骨がとても固いので頭を撃ったくらいじゃなかなか
即死しません。
なのでセーフです。
そしてポリスちゃんは《金属をわからせる
能力》で火薬なしで銃が撃てるしリロードなしで球を撃つことができます。
これは期待できそうですね。
因みに彼女のピストルに名前はありません。
人間さんの鍛冶屋のおじいさん達が作った
ものすごく精密な銃です。
人間の鍛冶屋さんはすごいですね。
さぁサクサクベアーで紹介していきましょう。
次のJKベアーはモミジちゃん。
頭の紅葉のようなヘアピンがチャームポイントです。
「ガウガウガウ!!!!!!!」
「こぉら、吠えたらあかんよシィトン。」
彼女の愛刀はシィトン。
ものすごく大きな鉄球です。
彼女は金属をわからせることで金属に
生命を与えることができます。
ちなみに彼女と愛刀シィトンの日常を
ホームビデオでとったYoutube動画は
200万回再生を取るほど大人気。
私もシィトンの歯をクソデカ歯ブラシで
ごしごししたいですね。
あとの子達はおまけです。
全員この子たちにわからされしょんぼりベアーになるかませベアー要員です。
それでは《百人斬一首》待ったなし。
はじまりはじまり。