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日本国(大日本帝国)は負けて、和華達の島は、次にアメリカ合州国の統治下に置かれました。
「あんな野郎のもとにいたなんて大変だった な」
ある日、アメリカ兵がそう言いました。まるで日本兵さん達を小馬鹿にするような言い方で。和華はそれがどうにも許せませんでした。
「日本兵さん達を馬鹿にするな!和華達を守る 為、命を散らした人達を悪く言うな!」
アメリカ兵は驚いていました。
今まで怒りも 笑いもしなくって、敬語を話していた人がそん なことを言うのですから当たり前なのかもしれませんが。
和華達の近くにいた島民の皆さんも、パラオ様も、そのアメリカ兵に怒りをぶつけていきました。
アメリカ合衆国は、日本国と同じように教育を続けてくれた。けれど、日本国のように産業開発は行ってくれず、経済はアメリカ合衆国の援助に依存し てしまうような状態になってしまいました。
1994年10月1日、和華達の住む島は、パラオ共和国として独立し ました。
独立後、日本国が無償賞で支援をしてくれたりして、とても嬉しかったです。そんなある日、空港でのことです。