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急げ。何があった。リコに血が。夏希村に人はもう居なかったはず。
そこにいたのは、いるはずの無い人。
恋雪「あか、茜?」
茜は下に俯いて立っている。茜は村にいるはず。なんで?でも、あの雰囲気。
髪色、服。色、形。偽物じゃない。茜だ。茜。
恋雪「茜!恋雪だよ!茜なんでこんなところにいる?大丈夫なの?!」
茜はこちらをゆっくりと向いて。笑いかける。茜の目には光が無かった事は今の私には分からなかった。
恋雪「茜…!」
私はすぐ駆け寄って抱きしめた。この匂い。茜だ、大好きな茜の。
茜「恋雪。久しぶり、寂しかったな〜ようやく会えて嬉しいよ。」
茜「僕の呪いはもう治ったから村に帰ろう?また一緒に暮らそう」
夢みたいな出来事。今にも泣きそう。帰りたい、帰りたい。
恋雪「うん!帰ろう!あ、旅の途中であったリコも村に迎ええれてもいいかな」
茜「村に僕と恋雪以外要らないよ」
恋雪「…え?」
本「恋雪!離れろ!そいつは茜の!」
遅れた本が帰って来た。離れろ?もう離れたくないよ。もういいよ。帰ろうよ。
恋雪「なんで?」
茜「あっ春樹!久しぶり〜!」
本「そんな名前知らん」
本「とりあえず、恋雪!そいつは茜の人形だ!あの茜に呪いを掛けた生意気の神が作った奴だ!」
恋雪「茜じゃない?そんな事ない。絶対」
茜は本物。のはず、人形?…人形…呪いを掛けたあの野郎の
恋雪「茜?」
茜?「はぁ〜もうバレた。ウッザ。燃えればいいのに!あはは」
茜?「さっき来た金髪は利用出来そうだったから契約させようと思ったけど〜逃げられたし〜」
リコの事だろう。契約?なんだそれはとりあえずは茜じゃないことは理解した。
恋雪「誰…?」
茜?「俺の名前は無いよ!だって人形だもん!あっ後本物の茜くんは死んだから!あはは」
茜?「恋雪ちゃん?を暗殺しよーと思ってたのに〜春樹のせいだよ!もう!むぅ!まっ」
茜?「殺せばぜーんぶ一緒か!!」
茜が死んだ?私のせい?春樹?本の名前?暗殺?もういいや茜が居ないのか。
恋雪「もういいや、全員死んじゃえ。」
ここからは私は覚えて無い。