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皆々様、お久しぶりです
Part3始まり始まり
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インハイも終わり
春高出場の切符を手にした稲荷崎
今日も学生としての1日が始まる
摩浪『んぅ?朝か、、、、(-ω-。)ポヤポヤ』
体を起こし、階段を降りていく
摩浪『暑いなー、そろそろ夏本番だもん仕方ない』
顔を洗い、リビングへ向かう
リビングに着くと机の上に1枚の紙が置かれている
そこに書かれていたのは
[摩浪へ 兄さんは今日も仕事だから帰って来られないんだ、食事をちゃんと食べてから学校に行ってね 頑張っておいで行ってらっしゃい ]
摩浪『、、、、、、、、』
摩浪は手紙を見たまま黙り込んでしまった
彼のお兄さんは、成人していて芸能活動や会社の仕事で家に帰ることが少ない
そのため摩浪は家に1人で過ごしている
摩浪『いつもの事だから仕方ない』
再び自分の部屋に戻り、支度をする
彼の顔は、暗く寂しそうであった
摩浪『(どうしよ食欲湧かない)』
制服に身を包むと、彼は足早に玄関へ向かう
靴を履きドアを開ける
後ろを振り返り
摩浪『行ってきます』
「行ってらっしゃい」は聞こえない
誰も居ない家に摩浪の声が響く
学校到着
今日は朝練が無いため、すぐに教室に向かう
摩浪『おはようございます て、誰も居ないか』
机に座り、スマホとノートを取り出す
摩浪『勉強しとこ』
(少し飛ばします)
午前の授業終わり
生徒1「紅月ー、2年の先輩来てんでー」
摩浪『ん?おう、サンキュ』
入口を出ると、侑と治がいた
宫侑「屋上行こうや」
宫治「角名達もおる」
摩浪『わかりました、行きます』
教室を出て宫ツインズに挟まれ、廊下を歩く
宫侑「摩浪ってホンマに小さいな」
摩浪『161ですもん』
宫治「俺らとは22センチ差か」
摩浪『俺ももうちょい身長欲しいな』
宫治「どんくらい?」
摩浪『170くらいですね』
宫侑「180やないんやな」
摩浪『170あれば十分ですよ』
そんなことを話している間に屋上へ到着
宫侑「おまたせー」
角名「待ってないけどね」
銀島「摩浪こっち」
摩浪『はい』
宫治「腹減ったー」
それぞれが食べ始める
宫侑「ん?摩浪食べへんの?」
摩浪『さっき食べたんで(食欲湧かないから食べないなんて言えない)』
宫治「早ないか?」
摩浪『少食なんでパン1個あれば十分です』
角名「え、大丈夫なの」
摩浪『はい』
銀島「倒れたりせんでな」
摩浪『しませんよ』
摩浪『そろそろ戻りましょ』
宫侑「せやな そんじゃまた部活で」
摩浪『m(*_ _)m』
摩浪は急ぎ足で体操着に着替え、外へ走る
摩浪『今日は短距離走か』
校庭へ着くと、各々が準備体操をしている
摩浪も軽く体を動かす
まだ昼休みのため校庭へ出てる者は少ない
ふと上を見ると1つの教室が視界に入った
摩浪『(あれって、北先輩と大耳先輩?)』
軽く手を振ってみると、摩浪に気付いたようで手を振り返した
摩浪『(*´▽`*)ノ))』
北「可愛ええ」
大耳「せやな」
生徒2 「なんの話?」
北「俺らの後輩が可愛ええなって話」
生徒2「お前らそういうとこあるよな(笑」
大耳「何が?」
生徒2「普段はすんげえ真面目なのに部活の後輩の話になるとほんわかな雰囲気だすとこ」
摩浪『(っ ‘ ᵕ ‘ c)ソワソワ(何の話してるんだろ)』
北「ふは、まだこっち見とる」
生徒2「ん?あー、紅月見てたんだな」
大耳「知っとるんか?」
生徒2「知らんやつおらんやろ、有名やで、なぁ?」
生徒3「おん 入学式で10人から告られて全員ふったらしいし、今でも1日に何回も告られてるし」
生徒2「同じやつに何回もアプローチされとるって」
大耳「かなりモテとるんやな」
生徒2「なんなら男にもモテとるから」
北「男にも?」
生徒3「そうそう、学年性別問わずモテとる」
生徒2「頭も良いし、スポーツ万能、女子力高めで優しい そんであの可愛い見た目やから」
チャイムがなるまでこの話は続いた
摩浪はそれに気づかず、北と大耳に手を振っている
北「部活ん時、かまってやろか」
大耳「せやな」
チャイムがなり午後の授業開始