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ワンダーランズ×ショータイムー始まりの物語
「うぬ、今日も楽しい1日だったな!」
そう声を高くして言っているのは、天馬司だ。ワンダーランズ×ショータイムの座長であり、未来のスターを夢見ている。
「そうだね!今日もすっごいワクワクだったよ!」
司の言葉に明るく答えているのは、同じくワンダーランズ×ショータイムの一員の鳳えむだ。ピングの髪の毛が特徴的で、すごく明るく笑う女の子だ。そして、今二人がいるのは、
“遊園地のセカイ”
である。司の想いから生まれたセカイ。そのセカイは遊園地やらなんやらと見ているだけで心が躍るようなそんな場所だった。そしてそのセカイには、彼らがいる。
「司くん!えむちゃん!今日もお疲れ様!」
「今日もすっごい楽しかったよー!」
そう言うのは、あのバーチャルシンガーの初音ミクと鏡音リンだった。二人とも、このセカイでは楽しいことが大好きな普通の女の子のようだった。
「あれ、そういえば寧々ちゃんと類くんはー?」
「あぁ。寧々と類は用事があると言って先に帰ったぞ!」
そう、ワンダーランズ×ショータイムには、あと2人いるのだ。1人はワンダショ(ここからは省略する)の歌が一番上手な草薙寧々。世界の歌姫になることを夢見ていて、少しずつ成長を続けている。そして最後の1人はワンダショの演出家の神代類だ。奇妙奇天烈な機械仕掛けだが、その度に観客の目を引くような演出を作り出している。おそらく彼がいなければワンダショはここまで大きくならなかったんじゃないかと思う。それほど彼の存在は大きく思う。
「そうなんだね!」
するとミクが思い出したように言った。
「あ!そういえば、私。ワンダショができた時のお話聞いたことないな!」
「確かにそうかも!リンも聞いたことない!ねえ!聞かせてくれないかな!みんなのこと、もっと知りたいな!」
すると司が声を高らかに言った。
「うぬ、そうだな!俺はいいが、正直えむ次第なのだがな。えむ、話してもいいか?」
「えっ!?」
えむは少し驚いたように目を開き、少し不安そうな顔をしたが、すぐに笑って言った。
「うん!いいよ!確かにいつか話さなきゃとは思ってたから、ちょうどいいね。わかった!話そうよ!司くん!」
「えむ、しんどくなったら話すのやめていいからな」
「うん!ありがとう、司くん!」
そして司とえむは静かに話し始めた。ワンダーランズ×ショータイムの始まりの物語を。
「きっかけは、フェニックスワンダーランドの閉園だったんだよね。」
えむは過去の話を話し始めた。
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