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どうも皆さんこんにちはあいです!
めっちゃ短いです!すみません!
⚠️注意⚠️
・若干死ネタ
・若干グロ
・語尾に♡
・キャラ崩壊
其れでは本編へ…
敦はある依頼の為、歩道を歩いて移動していた。
その時、目が見えない方が横断歩道の前にいて、其の近くに派手な格好をした人達が居た。
其の中の1人の携帯が可愛い音を鳴らして揺れている。
其れの音を、目の見えない方は横断歩道が青になったと勘違いをし、歩き出してしまった。
これは助けなければ。
そう思った。
気づけば僕は其の人を歩道の方へ押して、自分はトラックとぶつかるまで後数秒だった。
あ、これは死ぬ。
そんな事を思っている間には もう轢かれてしまった。
皆僕の方を見て慌てている。
再生が間に合わないかもしれない。お腹(つまり内蔵)がトラックに踏まれた。
今多分僕は凄くグロい見た目をしているんだろうなぁ。
あぁ
体が焼けるように熱い
こんな事で死んでられないのに…
と考えている中、 敦の意識は途絶えた。
あぁ僕は死んでしまったのか…
なんてことを1人呟いたが、目の前には見たことのある光景が広がっていることに、驚きを隠せない。
此処はかつて敦が拒んでいた孤児院。
そして敦は子供の姿に戻っていた。ということはつまり、昔に戻ったということだ。
どういう原理で戻ったのか知らないが、戻ってしまったということは、まだ院長先生はいる、ということになる。
例え、アレが愛情を持ってやっているとしても、理由があってやっているとしても、決して許されてはならない行為であるのだ。その行為をもう一度受けろ、など敦は真っ平御免だ。
「逃げようかな…」
其の後は、月下獣を使って逃げる事が出来た。
異能力を使えることに安堵していると、何故か銃声が聞こえた。
此処は美術館だろうか?何故こんな場所で、なんて思ったが、もし一大事なことであれば助けなければならない。
怖い、という本音は置いて、足を踏み入れることにした。
入口からバレないように見てみると、
2人の男性が銃を向き合って居た。
これはなんということだ。
取り敢えず、割って入らなければ。
敦は自分が再生能力があることを良いことに割って入ることにした。
案の定撃たれることとなってしまったが、これで被害が収まれば、なんて簡単なことを呟いて、意識を失った。
「ん…」
「そろそろ起きるかな?」
「起きるんじゃないか?」
「ぅ…ぇだれ、?」
目の前には、包帯だらけの人と茶髪の年上そうな人。
「私達かい?私は太宰治で…こっちは」
「織田作之助だ。」
太宰さんだ…と久しぶりに同僚(元)の顔を見れて何だか懐かしい気分。
昔の太宰さんって包帯前より多いんだ、とも思ったが、其れよりも織田さんという人は誰なのか、気になって仕方がなかった。
直感的に、あの太宰さんが良く行っていたお墓の方なのでは。とも思う。
それで違かったら申し訳ないが。
「君は?」
そうだった。僕のことはまだ知らないのか。
「中島敦、です 」
「そうか、敦。助けてくれて感謝している。」
「私からもお礼を言うよ。私の友達を助けてくれて有難う。」
「いえいえ、お二人が無事で良かったです。」
太宰「其れにしても凄いねぇ。其のくらいの歳で異能力を扱えるなんて。」
今の敦は14歳。
賢治くんは空腹で抑えているし、鏡花ちゃんだって最初は携帯が無いと夜叉白雪を動かせなかった。
異能力はちゃんと制御しないと使えない。この歳で制御の訓練をすることは少ないはずだ。
普通に使ってしまったから、この2人は驚いているようで、少し苦笑いをする。
どう説明しよう、とあたふたしていると、太宰が話を切り出した。
「今言いたくないなら良いよ。」
太宰は敦の手を取り、とんでもないことを言い放った。
「ねぇ君。」
「ポートマフィアに入らないかい?」
真逆の武装探偵社の真反対に有るポートマフィアに誘われるとは、思ってもみなかった。
「おい太宰。いくら何でも其の子供を巻き込むのは…」
「私だってこの頃ぐらいポートマフィアに居たんだし別にいーじゃん!」
「其れもそうだな。」
否、そこで納得しないでくれ。
「あの、僕、人殺しはちょっと…」
「大丈夫!ポートマフィアには人殺し以外も仕事有るから!」
「俺も人殺しはしないようにしている。」
どうせ拒否権は無いのだろう。
「なら、」
「入るよね!良し森さんに紹介しよー!」 「あっ!でも森さんに気に入られちゃうかな?女の子だし」
頭の中はハテナでいっぱいになった。
太宰さんは今、僕のことを女の子と言っただろうか?
「まぁ可愛い女の子だからOKしてくれるでしょ!」
そのままポートマフィアに手を引かれて連れて行かれた敦であった。
「エリスちゃぁぁん!この服着てよぉ〜!」
「絶対にイヤよ!」
部屋の中からは、首領とは思えない話し声が聞こえる。
太宰が思いっ切りドアを開けて大きい声で言う。
「森さ〜ん!新しい子見つけてきたよ〜! 」
「君は人をどんどん連れてくるねぇ」
「でも今回は森さんも気に入る子だと思うよ〜」
「中島敦です。よろしくお願いします。」
「可愛いぃぃぃ♡エリスちゃんと同じぐらい可愛い♡ 」
「気持ち悪いわリンタロウ!」
「この子ポートマフィアに入れても?」
「全然良いよ」
「アツシ!よろしくね」
「先ずは服を準備しなきゃだな」
敦の服:白いシャツに黒いネクタイとスカート、外側が黒で中が紫と黄色のグラデーションの外套
太宰「可愛い〜!」
敦「有難う御座います…」
太宰「照れてるのも可愛いぃ〜♡」
太宰と敦の距離が縮まる。
敦「あの…!近い、ですっ!」
太宰「敦ちゃんが可愛いのが悪いのだよ〜♡ね〜織田作!」
織田作「あぁ。敦は可愛いと思うぞ」
僕なんて可愛い訳ないのに、なんてことを思ったが、 織田さん”は”格好良かったなぁ、とも思う。
太宰「じゃあ私と仕事覚えていこうね」
此処で一旦終わります!
次回は芥川とか中也と出会わせる予定です!
多分次回は土日とかにあげるかも
まぁ気長に待って下さると有難いです
其れでは
おつあい!
コメント
4件
織田さん“は”のところで納得してしまった自分がいる
百にしときました!
初コメ失礼します! 続き凄く楽しみにしてます!