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若井side
一先ず病院から帰ってきた。
一応妊婦の元貴はというと…
m「ねぇ若井!男二人かな?女二人かな?それとも男女だったりする!?すっごい楽しみなんだけど!!」
すっごい楽しみにしている
h「ちょっと落ち着きなって…」
m「えー、だって双子だよ?落ち着けるわけないって」
まぁ無理もない。俺だって内心テンション上がってる。ただ、いまは真剣に話さないと行けないことが山ほどある。
h「…もとき」
h「ちょっと真面目な話していい?」
m「…?」
そういい向かい合うようにソファに腰掛けさせる
h「…正直、おれも子供は嬉しい。」
m「…うん。」
h「でもさ、バンドはどうすんの?」
h「体のことも考えて活動休止とか…」
h「涼ちゃんにも話さないと…」
h「しかも!子供生まれると面倒見ないといけないから…ツアーとかLIVEもしにくくなるし… 」
h「こんなこと言うの…酷だけど…」
m「…なぁに?」
その純粋に話を聞く目を見ると
…堕ろした方がいいなんて…言えない…
m「…堕ろした方がいいって言いたいの?」
h「ッ!?…うん…」
なんでわかったんだ…?
m「…若井へんなとこ真面目だし、そう言うと思った。」
m「でも俺、堕ろす気まっっったくない!」
m「せっかく俺のお腹に来てくれたんだもん。勿体ないじゃん」
m「あと、活動休止もしない!」
h「いやッ…産むならしたほうがッ」
m「なんで?」
食い気味に口を開いて話し始める
m「俺、曲は全然作れるし〜、今まで寝れなかった分赤ちゃんの為にしっかり寝るし〜、まぁ妊娠中はライブツアーも出来ないけど、それは妊婦期間終わってからでいいし〜、関係者席に子供座らせられるし〜、ステージに上がらせてもいいし〜、」
と指を折りながら幾つか案を出す。いや、楽観的すぎでしょ、と突っ込んで見せたが、
m「…そしてなにより」
m「俺、若井との子、産みたい!」
その眼差しがまるで、俺の事を黙らせるように感じ、何も言えなくなってしまった。
m「おれ、別にお腹切ってもいいし、大森さんおへそNGだから傷もバレないし」
m「だから大丈夫っ」
そう言いへらっと笑う君を見ていると
そんな考えが吹っ飛んでしまった。
h「なら、関係者の人たちには絶対言お、 」
h「涼ちゃんにもね。」
m「jam’sは?」
h「…言えないでしょ」
覚悟が決まりまくってる大森さん。それをすべて受け入れる若井さん。素敵なご夫婦ですね。
さぁ、次は涼ちゃんが出ますよ!お楽しみに!