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<ピピピ> 🤚カチッ
(はあ、もう朝かー。でも今日は金曜日!今 日頑張ればフリーだ!)
私は頑張ってやる気を出し、身支度をしてドアを開けた。
「おはよー」
『え!?菅原さん!』
そこには眠そうな菅原さんが立っていた。
『いつからここに、、?すみません!』
「全然謝ることじゃないよ!俺が好きでやってる事だし!」
『うぇ、好き…?』
「あ、ごめんごめん!意識した?笑」
菅原さんがニヤッとしながら顔を覗いてくる。
『し、してません!冗談やめてください!』
「とりあえず行くべー!」
(またべって言った…)
「じゃ、また後で!」 (*ˊᗜˋ*)ノ゙
『はい』
そう言って菅原さんは自分の学年の階に上がって行った。
『ふぅ…』
(ちょっとびっくりしたけど、楽しかったな)
そんなことを考えながら教室に入る。
いつもなら蛍くんに話しかけるところだけど、昨日言われた通りあまり話しかけないようにしようと、無言で席に座った。
(今日の時間割はー…)
「ねぇ」
『蛍くん?どうしたの?』Σ( ⚆ ⚆)
「昨日さ、君を連れてってた人、バレー部の先輩?仲良いの?」
『んー、恐らく…?』
(やけに質問攻めだな)
『菅原さんね、優しくてよく話しかけてくれるの。』
「優しい人が好きなの?」
『え、急ですね!うーん、』
『菅原さんが好きな訳では無いけど、優しい人って素敵だよね。』
まあ私ちょろいんで優しくされたらすぐ好きになっちゃうことが多いんだけどネ
「あぁ、そう。」
そう言って蛍くんはまた本を読み始めた。
(あら、唐突に素っ気ない。)
(仕方ないか…)
よし、今日の授業終わり!!蛍くんは部活来ないだろうし、早く行こ〜
「ねぇ、ちょっと」
『ん、どうしたかいな』
「今日、俺も行くから。」
『ほんと!がんばろーね!』
「ん」
やった!今日蛍くんもついに来るのか!
私はウキウキで体育館に向かった。
(今日も日向と影山さんいない。ちょっと時間あるし、探してみようかな。)
<続く>