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といいながら、銃口をこちらに向けてきた。
「…何者もないですよ、ただの一般陰キャ学生です。」
と思ってもみない言葉が口からスラスラと流れ出し、両手を上げた。
「お前、この世界に学校は存在しないんやで。なんなら学校がある世界はだいぶ前に行き来ができなくなったはずや。なんでお前はここにいる?」
「えっと…俺はほんとに何も知らなくて、運営国の人が俺が学校の登校中にいじめられてる時に助けてくれて結果的にここにいるんで、貴方の質問に答えることはできないです。」
「そうなんか…」
と、トントンと言われていた人は少し考えてから口を開いた。
「一旦、お前さんは人間の部類に当たるから、我々国で保護させてもらう。」
「わかりました」
俺はされるがままに部屋に案内された。
「…あー自己紹介してなかったな。俺の名はトントン。我々国の債務管理を主にしている。これからしばらくの間よろしくな。」
「…よろしくお願いします」
「ここが今日からお前の部屋や、すぐに夕飯の時間だから、それまではゆっくり過ごしてt」
ドゴォんという大きな音を立てながら、俺の部屋のドアが打ち破られた。
「おい!らだおくn…じゃねぇわ!ってか名前聞いてなかったな!お前の名前なんて言うん!」
「あの、えっと…トントンさんがドアの下敷きに、、」
「ゑ?」
「おいゾムてめぇ!」
「まっずい」
「逃さねぇぞ」
にっこりしながらトントンさんがゾムさんのフードを掴み一瞬にして拘束されていた。
「…w」
「!笑ってるでトントン!こいつ笑うんやな!」
「おお。ほんまやな…結局お前の仕事量は増やすで」
「そんなぁ〜」
「…しゃあないなぁ、じゃあこいつの名前あてクイズで正解したら減らしたるよ」
「よっしゃ!やってやるぜ!」
そういったゾムさんは俺の顔をジーッと見つめだした。
「ちなみに一回ミスったらだめだからな」
と、トントンさんがゲームの補足をする。
「うーん…福田 修也とか…?」
名字を当てられたのはとてもびっくりした。
「んで、本当の名前は?」
トントンさんにそう言われ俺は
「福田 らだおっていいます…」
と言った。
「うわぁおしー…」
と言いながらゾムさんはしれっと部屋を出ていった。
「あいつ…」
とトントンさんが少しキレた様子でつぶやいていた。
このへんでおつぬ〜