テラーノベル
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皆kinくん好きだね…
たが、俺はvnotが好きだ!布教させてくれ!
vn×otnr メンへランド
視点主→『 』
その他→「」
キャラ崩壊注意
暴力?表現注意
最近、ばにの様子が異常だ
割といつも奇想天外ではあるけども、そういう感じじゃない
なんか、こうドス黒い感じというか
この前心無きに引かれたとき、無言でそいつの事連射して殺してたことがあった
撃つこと自体はトピオとかもやっとったしおかしくはないと思う
でも、ばにの場合心無きを見る目がやばい
そいつを呪ってやるかのようなそんな目で
俺が声をかけるといつものばにに戻るんやけど、どうにもあの目が頭から離れない
『なぁ、ばに』
「ん〜?」
『…いや、何もないわ』
「ふはw聞いといて何よ」
話すといつものばになんよなぁ
でも、この前の大型で俺を倒した警察に似たような目線向けてたよな
ちゃんと連射して殺しとったし
…ないとは信じたいけど、このまま行くと868の皆に危害を加えそうで怖い
一回二人で話し合ってみるか?
「音鳴一緒に帰ろ〜」
丁度いいところにばにが来た
家でこれまでのばにについて問い詰めてみよう
ばにの車が停まったのは俺達のために買った新しい家
なんでか知らんけど前の家はレダーたちにバレとったからな…
今回はバレてへん、はず
『ただいま〜』
「おかえり〜」
部屋に入るなり、リビングのソファに体を埋める
今日は運が良く大型を沢山受注できたから体はヘトヘトだ
気を抜くと瞼が落ちそうになりつつ、今日はやらないといけないことがある
『ばに、ちょっとええか?』
「はいはーい?」
自分が座っている隣を叩いてばにに座るよう促す
『…最近疲れとらん?』
「え、急にどした」
『いや、最近ばにの行動が不穏というか何というか』
心配そうにばにを見つめる
ばには何も言わない
静かに顔を下に向けている
『なんかあるんやったら何でも言ってな?』
「…何でも?」
『うん。少なくとも俺はばにの味方やからな!』
「…じゃあ、俺のお願い聞いてくれる?」
数秒の沈黙の後、ようやくばにが口を開いた
『ええよ!』と言いかけたとき、視界が天井を向く
『…ぇ?』
自分の身に起こった出来事を理解出来ず、一瞬の思考停止の後自分がソファに押し倒されていることがわかった
まさかヤるのか、と思ったがどうにも様子がおかしい
笑っているけどいつものばにじゃない
表情が仄暗く、目は何かを煮詰めたかのようにドロドロと真っ黒で光が宿っていない
これはマズイと本能が告げる
慌てて逃げ出そうとしたが、いつの間にか両手は片手でガッチリと捕まえられていた
『ば、ばに』
「音鳴、言ったもんね。何でも言ってくれって」
空いたもう片方の手で優しく頬を撫でられ、その手がそのまま下げられていく
ばにの手が俺の首まで行くと、ゆっくりと息ができなくなるように締められる
『ァ゙…ガッ』
息を吸おうと餌を求める鯉のように口を開けた
それでも空気が入ってこず、潰れた声と掠れた息が口から漏れ出る
目の前がぼやけ始めると強く締められていた手が離される
閉塞感から解放され、 酸素を脳に送り込もうと必死に大きく息を吸っているとまた首にかかった手に力が込められる
離され、力を込められの繰り返しで意識が失われていく
暗くなっていく意識の中で、小さな声が聞こえた
「ごめんね、音鳴」
その声はひどく悲しく苦しそうだった
あの時から数日後
俺はいつも通りに過ごしている
変わったことと言えば、首元が隠れる服をよく着るようになったぐらいだ
「音鳴」
後ろから聞こえてきた声に肩を揺らす
ゆっくり振り返るとそこにはばにがいる
「今日も、いい?」
近付いてきたばにが俺の首にかかっていた布を捲る
そこには白い手の跡が残っていた
その跡に沿うように手が首にかかる
気管を潰すように指に力が込められていく
『ッ…うん』
メンヘラ、か?
ばにさんにクソ重たい感情乗せて音鳴さんを可哀想にしたかった
ばにさんは!メンヘラとヤンデレが似合ういい男だよ!
誰かリクエストくれねぇかな
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