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選択連載のだてなべの、「間違えた恋の行方」
れつご〜
⛄ BL
❤️ × 💙
❤️💙
一般人パロ、他人
ーー
💙side
スマホを持って、財布を持って、日焼け止めは塗った。飲み物は現地で買えばいいし、だいたい荷物は大丈夫そうだ。
あとは手土産を持っていかないといけない。
今日は、高校時代仲良くしてた友達と久々に会う予定が出来た日。
ただの友達で、次も沢山会うのなら手土産など要らないのだが、次会えるかも分からないような友達なので、せっかくだしと。
と、こんなにバタバタしていたら電車に乗る時間のギリギリになっていた。
急いで靴を履いて、駅へと走る。
あいにく、今日はお酒を飲む予定なので車は使えない。
駅も近くて徒歩で行ける距離ではあるが、走らないと間に合いそうにない。
「…ふぅ」
なんとか電車に乗り込み、スマホを見る。
急ぎすぎて時間を見ていなかった。
…うわ、最悪。1本遅れじゃん。
幸いな事に、目的地にはちゃんと着く上に、集合時間には間に合わないこともない。
だが、またバタバタするのは少し気が引ける。
「まあ、仕方ない事なんだけど。」
なんて口に出したかったけど、周りの目も気になるし心の中で留めておいた。
「 次は、 ○○駅 〜 次は、 ○○駅 〜 」
気付いたら降りる駅に着いていたので、早歩きで降りる。
友達、元気にしてるかな。と、少し呑気なことも考えてみたり。
「すみません、すみません…」
今日は土曜日。都会の中ではあまり人のいないところとはいえ、 遊びに来てる人が結構いることにより駅内は混みあっている。
人をくぐり抜けて、やっとの事改札を抜けれた。
改札を抜ければ広いし、走れる。時間的にも走れば間に合う。
「はぁ、っ、はぁっ…」
走りすぎて、息が切れてきた。
その時、ドンッと鈍い音と衝撃と同時に尻もちをついてしまった。
「「わあっ、!」」
人とぶつかったようで、似たような声を同じタイミングで出してしまった。
「すっ、すみません、!大丈夫ですか?」
「あ、こちらも……すみません」
こんなに急いでる日に限ってまさか絡まれるとは。
当たり屋じゃないといいけど。
「すみません俺、急いでるので!」
「あ、袋忘れてますよ」
その言葉で俺は引き止められ、手土産の袋を手渡された。
危ない、これがないと非常識なやつだと思われてしまう。
「ありがとうございます!では!」
「はい。…また。(笑」
また、なんて無いが、いい人そうで良かったと心底思う。
お金を払うとまで考えていたが、その必要は無さそうだ。助かった。これで沢山呑める。
ーー
「ごめん、遅れた?」
『大丈夫、ピッタリ。』
なんとかギリギリで目的地に着き、例の同級生と合流。
「久しぶり」と話したいが、予約の時間が来ているので急いで店内へ。
遅れたことの謝罪をしつつ、お土産を渡そうと口を開いた。
「△△ってお菓子なんだけど、いる?」
『うっわごめん、それ苦手だ…翔太食べていいよ。』
ゆんしょ
3,700
#こじあべ
ゆんしょ
40,140
325
#だてなべ
ゆー
1
「まじか、先好み聞いとけばよかったな。ごめん」
まさかの手土産、失敗。
その代わりというのはなんだが、相手の手土産も断っておいた。 自分のを持ち帰って、相手のを受け取るのは俺のプライドが傷つく。
「じゃあな〜。また連絡するわ。」
『うーい、また呑もうな〜』
楽しいことはあっという間とはこの事。こんな一瞬で解散するのは結構寂しい。
でも「寂しい」って言うのは流石に子供だ。我慢して今日は帰宅する。
「あ〜、呑みすぎた。」
「そ〜だ、あのお菓子酔い覚ましにいいかもしんねぇ。」
ふと思い立ち、紙袋の中身を取り出す。
そこには、俺が思っていたものは入っていなかった。
俺はお菓子を持って行ったはずなのに、入っていたのは駅の近くのデパートの雑貨屋さんのアイテムだった。俺も好きなのでよくわかる。
「…うわ、あの時か。」
「くそ、ど〜しよ……」
とりあえず帰るしかないので、家へ持って帰った
「明日駅行ったらあの人いるかな、…とりあえず寝るか、」
酔いなんて気づいた瞬間一瞬で覚めた。
お風呂に入り、そのまま眠りについたが、あまりよく寝られなかった。
次の日の朝、自然に目が覚めた。
若干酒のせいで体が重いと思ったが、紙袋のことを思い出してその事もすぐに忘れ、大慌てで顔を洗って服を着替えた。
紙袋に入っていたものが落ちていないか確認して、すぐに駅へと向かった。
あの人がいるかは定かではない。だが、直感が居ると言っているので直感を信じて駅へ向かった。
電車に乗り、昨日ぶつかった場所に行ったところ…
「あっ!」
俺を見つけ、そこに立っていた人が駆け寄ってきた。
そう、昨日の人だ。
「すみません俺、間違えて違う袋渡してたみたいで…」
丁寧に謝るこの人は、根っからのいい人なのだろう。
俺も慌てながらペコペコと誤り、袋を交換した。渡された袋にはちゃんと俺が買ったお菓子が入っていた。
「あの、もしかしてそれって手土産とかでしたか、?」
「すみません俺のせいで…」
すごく申し訳なさそうに言うので、思わず笑ってしまった。
だって、本当に心の底から申し訳なさそうだから。
「ふは、大丈夫です(笑」
「俺こそすみません、ちゃんと確認もせずに持って行っちゃって」
いえいえ、とお互い言いつつ、紙袋を交換した。
また申し訳なさそうにしていたので、気にしてないので大丈夫だと改めて伝えて解散した。
「ふーん、おもしろ」
ーー
お久しぶりです!
ストックもないので上げときます笑
今受験で大事な時期だから本当に書く時間なくてさわれてないんですけど、コメントも♡もフォローも通知きてホクホクしてます😽💕
また全盛期ぐらいたくさんかけるといいなぁ
受験頑張って落ち着いたらまた来ます!
ご報告も兼ねての投稿失礼しました🙇🏻♀️💖
コメント
3件
ああ、いいですね、この「間違えた紙袋交換」から始まる偶然の出会い。💙側のバタついた朝の描写がリアルで、あの「また(笑」のひと言がすごく効いてる。翌朝ちゃんと待っててくれた相手の誠実さにほっこりしました。続き、めちゃくちゃ気になりますね…!お忙しい中、投稿ありがとうございます🍊