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#爆豪勝己
うんの
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そして、放課後になり、えむは苦しい気持ちを抑えながらフェニランへ向かった。
「私が行かなかったらみんなに迷惑をかける。体の方に問題が出てないなら休むなんてありえない」
そう、えむは自分に言い聞かせ、フェニランに入っていった。
「みんなー!やっほー!来たよ!」
「お!えむ!今日もやる気が出ているな!それじゃあ、いつも通り始めるとするか!」
「うん!」
類と寧々は、えむに気を向けていた。些細な変化でも見失わないようにとしているようだった。
「もしかしたら何か見えるかもしれないから、今日もそっと様子を見よう」
「うん。そうだね」
練習中、えむは何度かフラッと来ていた。
「すまない、えむ。ちょっとあれ持ってきてくれるか?」
「うん!持ってくるよ。少し待っててねー!」
えむが一人になった瞬間。
フラフラ
「ー?あれ?なんで私、ふらついたの?でも、みんなにバレてないから、いいか」
そう自分に言い聞かせてえむは、みんなのところへ戻った。すると、えむの顔を見て、司が言った。
「持ってきたよー!」
「おぉ!感謝す、る、?えむ、お前、どうしたんだ?」
「ふえ?」
「顔色がすごく良くないぞ?どうした?体調でも悪いのか?それなら今日はもう休んで、。」
司の言葉を遮ってえむは言った。
「なんともないよ!少し疲れただけだよ!今日の練習も大変だけど楽しいから頑張れるんだ!」
ー本当はそんなことない、。すごくここから逃げ出したい、。
「しかし、本当に顔色が悪いぞ?」
えむは焦った。まずい、と。体調の悪化が出てきてしまった。これじゃあみんなと一緒にいれないと、思い始めた。
「本当に大丈夫だよ!心配しなくて大丈夫!体調なら私が一番わかってる。だから、大丈夫だよ!」
「そ、そうなのか?でも無理はするなよ?」
「うん!ありがとう、司くん!」
押し通した。顔色が悪いことを疲れたという理由で押し通した。これには流石に類と寧々ははっきりと気づいた。
「あれで何もないなんてありえないよ」
「あぁ。そうだね。もしかしたら、えむくんは病気でも持っているのだろうか。それなら今までの行動に説明がつく。」
「でも、大きな病気とかじゃなかったらあんなふうにはならなくない?まして明日を疑うくらいなのにさ。」
「そうだね。確かにえむくんは明日が来るのか、明日も僕たちも会えるのか、不安に思っているのかもしれない。」
「やっぱりそれなりに大きな病気なのかな。余命宣告とか、されてないといいんだけど」
「そうだね。僕もそう思うよ」