小さな小屋を見つけた。中に入るとそこには少女が一人だけいた。
少女は怯えた表情で少年を見ていた。
「こんにちは」
少年は優しく声をかけた。
少女は少し驚いた表情をしたが、その後に微笑んだ。
「あなたも一人なの?」
少女はそう尋ねてきた。
少年は頷くと少女の隣に座った。
「私はずっとここで一人だったの」
「でもあなたが来てくれて嬉しかったわ」
そう言って少女は笑顔を見せた。
少年も自然と笑顔になる。
二人は一緒に過ごすことにした。
そして少女は少年に色々な話を聞かせてくれた。
この世界がどんなふうになってしまったのか、自分たちが何故ここにいるのかなど。
少年もまた自分の話をした。
船での生活や戦艦で見つけた武器や食料についてなど。
二人は夜遅くまで話し続けた。
そして次の日からは二人で島の探検を始めることにした。
島を歩き回りながら様々なものを見て回った。
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