テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
猫塚ルイ

コメント
1件
第2話、拝読しました。川島さんの「大したことがないように話す」口調から、休学期間の自分を傷つける行動まで、そのギャップに胸が痛くなりました。でも、深夜電話越しに打ち明ける相手がいて、今「気持ちがわからなくもない」と思える距離感になっている——その変化がとても繊細に描かれていて、次の「私の話」も気になります。静かな緊張感が素敵なエピソードでした🌷
大抵の家庭の子供は遅かれ早かれ何かしらの職につく。タイミングはいつでもよく、あくまでも本人の自由である。自由には責任が伴うようだが、一旦中指を立てておくことにする。
高校は地元のトップ校であった川島は、名の知れた大学にストレートで合格をした。本人は周りと比べると大したことがないかのように話していたと記憶している。
そんな川島だが、2年になると大学を休学し始めるようになる。休学した理由は謎であり、お金を貯める為か、バイトを転々としていたようだ。最近知ったはなしで、その頃は自分自身を痛めつけるようなことを多くしていたらしい。
この話を深夜電話越しに聞かされた時は、何故だろうかという疑問がショックよりも先に来た。しかし、最近彼とよく電話で話し始めるようになると、なんだか気持ちがわからなくもないなと感じるようになった。次は、少し私の話をしようと思う。