テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
朽華 歌仙
285
#ご本人様には関係ありません
ゆーふぉくん
20,664
りん
13
102
2年生になり、花奏と菜乃は同じクラスで、
私だけが違うクラスになった。
それだけでも気分が下がっていたのに
それに追い打ちをかけられた。
新しいクラスの中には、仲の良い子が1人も居なかったのだ。
これから、無色透明な日々を送るのかと
思うと、希望も何も感じなかった。
そんなクラスにも少しずつ慣れていき、
気まずさはあまり感じなくなった。
ふと、花奏と菜乃の様子が気になり、
二人がいる教室まで行ってみると
花奏が普通に登校していたのだ。
最初は驚いた。が、少し考えれば当たり前のことだと気づいた。
花奏は、新しくできた友達と楽しそうに
話している。そして相変わらず距離が近い。
私の嫉妬心はとても大きくなっていた。
花奏があのまま特別支援教室にいたら、
今まで通り給食を運び、私だけが花奏に
会えていたのでは?というような 考えが
頭をよぎる。私は性格が悪いのだろうか。
大きくなった恋心と嫉妬心を抱いたまま、
ゆっくりと半年が過ぎた。
もうこの頃には、友達という枠にいるのが
とても辛くなっていた。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!