テラーノベル
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もう2.3話くらい続きます……長々しくて、すみません……
【あらすじ】
性奴隷オークションにて、3億で❤️を買う🤍。緊張の面持ちで家に行く❤️に何とか力を抜いてもらおうとハグしたり、一緒に寝たりする🤍。
翌日、悪夢から目覚めた❤️は🤍と食卓を囲み、初めての食事に出会う。食物の名前や食具などを教えてもらいながら食事を進めていると、食後に話があると🤍に告げられる❤️であった。
今回は❤️の奴隷時代の話になります。
🤍視点
サラダとスープどころか、食具の存在も知らない……この子は一体いつからあそこにいたんだ……
何としてでも、俺が幸せにしないと……
部屋に戻り、ソファに座る。舜も最初は落ち着かないようだったが、ソファの気持ちよさに直ぐに安心していた。
「まず聞いてもいい?舜はいつからあそこにいたか覚えてる?」
「いつから……?気がついた時にはあそこにいました」
そんなに前から……?
「じ、じゃあ、舜の母親や父親は?」
「よく知らないですけど、多分一緒にいた奴隷の中の誰かと誰かの子だと思います。母親ですとも父親ですとも教えてもらったことはないですが。」
驚いた……奴隷ってこんな感じだったんだ……改めて、あの日見た人たちに哀れみを覚えた。
「……そっか……そうだったんだ……辛かったね」
「?」
それが普通の生活だから、親が分からないことに対する寂しさをこの子は知らないのか……
「まだまだ聞きたいことがいっぱいあってさ、でも答えるのは舜だから、気分が悪くなったらすぐに教えてね。答えたくないところは答えなくてもいいから!」
「?わかりました」
「ご飯って、何食べてたの……?」
「なんかぐちゃぐちゃしたものや、監督官や奴隷の精子を食べてました。」
言葉が出なかった。人として扱われてなかったんだ。俺は今の生活を知ってるからこうやって驚けるけど、この子は本当にそれしか知らないから、こんなに淡々と言えるんだろう。でも、絶対にしんどかったはずだ。良いものを知らなくたって、酷い扱いを受けてることには気づいているんじゃないだろうか……
「そう、だったんだね。これからはさ、美味しいもの、いっぱい食べようね!」
「……あ、りがとうございます……」
心做しか声が震えているようにきこえた。なんか、舜に気分悪くなったら、って言ったけど、俺のが気分悪くなりそう……なんでこの子がこんな扱いを受けなきゃいけなかったんだ……
「ちなみにさ、奴隷同士で仲良くなったりしたの?」
「うーん、よく話す人ならいました。でも、奴隷の中でも力の差があったので、威張ってる人もいれば、虐められる人もいました。」
「俺はどちらかと言うと虐められる側です。こんなにヒョロってしてるから、ストレスの溜まった奴隷の格好の餌食になるんです。」
「普段の監督官の性教育に加えて、そういう奴隷のストレス捌け口になったりして、、、ッ」
「……俺、嫌やって言ってるのに……無理やり口の中にねじ込んだり、おしりの穴に入れたり……」
「言うこと聞かなかったら殴られるし、蹴られるし、、、あ……」
「ご、ごめんな、さい……俺、話しすぎました……聞かれてもないのにッ……ごめッなさ……!?」
驚きすぎて、開いた口が、塞がらない……多分、これでもライトな表現なんだと思う。きっともっと壮絶な過去なはずだ。
そう思うといても立ってもいられなくて、思わず舜を抱きしめてしまった。
「怖かったね、しんどかったねッ、辛かったねッ!ここでは絶対にそんな思い、させないから!!」
俺が涙声になってしまったけど、そんな事より、大事にしたいという思いを届けたくなった。言葉で、行動で。
「あ、、、ぅ、、、じゅ、たろ、、、さま、、?」
「――う、、くっ……、、っ……ふっ……」
舜の体が震えている。抱えているものが大きすぎるんだ。
「いいんだよ。泣いたっていい。怒っていい。舜はそれくらいのことをされたんだから、いっぱい俺に教えてよ」
背中を擦りながらそう伝えると、震えが段々大きくなっていった。
「……っ、俺、嫌やったんです!ごはんと言われて、監督官のを咥えるのも!上手くできひんかったら、ムチで叩かれたり、たばこ、押し付けられたりして……!」
「5.6人くらいの部屋でボスがいて、ッ、ストレス発散に殴ったり蹴ったり、セックスされたり!」
「時間になったら、勉強部屋に連れて行かれて、ふ、ぅ……ひたすらセックス……一人相手の時や2人いっぺんに入れられたりッ……」
「おもちゃ、っ入れて、建物の中歩かされてッ、、途中でイったらお仕置部屋に行って永遠にイカされたり……!」
「薬、飲まされて、ッ、訳分からんくなったことも、あって……」
「常に怯えて暮さんといけんかった……!!」
「っ、くっ……ぅぅ……こわ、っかった……」
擦りながら、話を聞いた。というか聞くしかなかった。こんな時に掛ける言葉が見当たらない……こんなことならもっと勉強しとくんだった……よっしーならきっとこの時に掛ける言葉も見つかるんだろうな……
「……っ、ごめ、なさい……こんな事いわれてもッ……困ります、、よね……ッ」
「こんな事、言ってしまいました、けど、、ッ、経験は豊富ですから、気にせず、俺の事、つ、使って、ください、ね……ッ」
「ちがっ!!そんな事、絶対にしない!!!」
言葉に詰まっていると気を使うような言葉が返ってきたから、焦ってしまった。
「怖かったね……大丈夫、大丈夫だからね。もう絶対そんな思いはさせないから。」
というか、舜――――――
「関西弁、なんだね」
「え?あ、あぁ……、よく話してた奴隷のうちの一人がそんな風に話してて、移りました」
よく話してた人がいるとは言ってたけど、そうなんだ。
「よく話してた人って言うのは何人かいるの?」
「2人程……?」
「2人ともまだ残ってるの?」
「いや、1人は出て、一人は残ってます」
「そう、なんだ……」
そっか……今まで興味なかったから、何とも思わなかったけど、舜が来て、舜の知り合いってことなら、ちょっと気になるな……またよっしーに聞いてみようかな……
「出た子、幸せだといいね……」
「……まぁ、彼ならどんな状況でも明るく過ごせると思います。」
「他には何かありますか?」
「……いや、ちょっと俺の方がおなかいっぱいになっちゃった……」
さっきまであんなに声を荒らげてたのに、もう淡々としてる。切り替えはやいなぁ……
「ねぇ、寝室についてなんだけど、俺のベッドさ、広くてふたりで寝ても全然問題ないから、しばらく一緒に寝ない?」
俺はこの子に肌の温もりを教えたい。昼間は俺の仕事などで、触れ合えない日もあるが夜は比較的触れ合いやすい。一日の終わりにハグして、しっかり俺の気持ちを伝えないとね。
#やわしゅん
コメント
1件
うわあ…第4話、めちゃくちゃ重かった……🥀 舜くんの過去、読んでてこっちまで息が止まりそうになったよ。あの「嫌やって言ってるのに」の台詞がずっと耳に残ってる。奴隷としての扱いを淡々と語るところが逆に痛くてさ……。 でも「❤️」がちゃんと受け止めて、抱きしめるところが救いだった。関西弁の話に切り替わったのも、気の使い方じゃなくて自然な流れで良かった。 ももさん、こんなに重い表現を丁寧に紡げるの、本当に尊敬する。続き、読みますね。