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愛が重い系書けない…、
監禁します。
「うぇーん、おはよ」
「あぇ、…?あ、ろお〜、おはよぉ〜」
朝迎えに来てくれたロウの首に腕を回して抱きつく。
首輪を繋がれて、足枷も掛けられてるせいで思うように
くっつけない。ロウはやってる事と裏腹に優しく抱きしめて
頭を撫でて、キスをしてくれるから、満足してる。
ご飯もちゃんと貰えるし、Hはベッドの上でやってくれる。
でも、寝る時は一緒じゃない。から、寂しくて泣いたこともあった。最近は慣れてきたし、朝起きた時には既にロウが居てくれるから
平気なんだけど。
「うぇん、これ苦しくない?」
「うん、平気!」
「そっか、なら良かった」
僕の首輪を優しく触りながら心配してくれて嬉しい。
ロウってばやっぱり優しい彼氏。
異常な愛情表現に見えるかもしれないけど、
そこに歪んだものは少ない。束縛からなる監禁とか、歪んだ愛情とか
そういうのじゃない。ただ、お互いがそばに居たいと望んだ
結果だった。最初は全員に反対された。でも、多分病み系
なんだろうテツとか、リトとか、るべとかがいいよって
言ってくれて監禁してもらうことになった。
足枷とか、首輪とか着いてるけど、外出は自由だ。
ただ、隣にはロウが居る。間違えて欲しくないのは
僕が外出する時もロウが外出する時もお互いが引っ付いているだけ。
監禁は交代制。1ヶ月ずつ。監禁し始めてわかったことは多い。
僕もロウも意外と寂しがり屋だった。僕は泣いちゃうし、
ロウはめちゃくちゃしょぼんとしてるし。マメなろうとは違って
僕は朝会いに行くのを忘れることがあるから、その時は特に
見たことないくらい萎れてる。監禁中のロウは口枷もつく。
まあ、理由はわかると思うけど、ロウは我慢が行き過ぎると
噛みつくくせがある。危ない時は骨が砕けるんじゃないかって
くらいの強さで。流石に、それは危ないのでね。
「うぇん、今度新しい首輪買いに行くか」
「うん、ロウのも新しいの買お?」
「今度はお互いの色がいいかね」
「え、いいじゃん!可愛い!」
「w、んじゃ、今日はHの日な」
「え、聞いてないんですけどー…」
「はいはい、口閉じてねー」
目元を塞がれてしまえば何も出来ない。
流されるようにロウの口に僕から舌を入れ込んだ。