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コメント
5件
甘酢っぺぇぇぇぇ!!!!!もう付き合えよ!
久しぶりにキャラメル食べたら
美味しかった件について
⚠注意⚠
・こばはや(小林×速水)
・両片思い? BL 創作 要素あり
・短い
・三人称視点
春から夏へと変わる今。そんなとき、ある2人が恋をしていた。いわば、『恋物語』というもの。
速水「小林の兄貴!さっきはありがとうございます」
このお礼を言う男が、速水泰輝という可愛らしい顔で、ピンク色が良く似合う男だ。飯豊という黄色髪のやつが、速水の相談相手となっている。
小林「おー、感謝しろー」
速水を撫でながら喋るこの男は、小林幸真という。特徴としては、紫髪のオールバックで、体が大きいヤツだ。一言で言うならば…狂人だ。
速水(小林の兄貴、いつ見てもかっこいいや)
速水は、小林にある言葉をもらったことがきっかけで好きになった。ちなみに小林は、速水が入ったばかりから好きになったという。
小林「泰輝ー 頼まれたヤツやったかー?」
速水「!?/////」
小林「?…ッ!/////」
下の名前で呼んだことに気づいた小林は、すぐに顔を赤く染め上げていた。
速水「今、下の名前で …!////」
小林「い、今のはミスだー…/////」
口を抑えながら照れる小林に、速水も顔を赤く染めながら目をそらす。そんな光景を小峠と和中が見て、軽く話す。
小峠「小林の兄貴と速水って…」
和中「間違いなく、あの雰囲気は…な」
お互い口には出さなかったが、考えていることは、間違いなく一緒だろう。
見ている2人に気づいたのか、小林と速水は急いで離れた。好きだということを悟られたくなかったのだろうか…。
小峠「もう付き合えばいいのにって思います」
和中「同感だ」
即答で答える和中に、小峠は一瞬反応したが、すぐに真顔に戻った。
一方速水は、悩んでいた。
速水(あーもう、遊びに誘いたいけどこんなんじゃ無理だ…)
そう、さっき咄嗟に離れる前に誘おうとしていたが、見ていた2人に緊張して言う機会を逃してしまった。
飯豊「まーた悩んでんのかよ」
少々呆れたような顔で言う飯豊に、速水はすぐに駆け寄って相談した。速水は感情表現が豊かで、顔にすぐ出るタイプなので、すごく気づきやすいのだ。
速水「どう誘えばいいのかな…」
飯豊「そんなもん、素直に言えばいいだけだろ?男は度胸だ!」
速水「でも…」
飯豊「でもって言うのは自信がねぇからだろ。大丈夫、失敗しねぇはずだよ」
失敗しないと言ったのは、小林の速水への態度をみて、成功確率が高いとわかっていた上で言ったのだ。
速水「…失敗したら慰めてよ?」
飯豊「もちろんだ、頑張れ」
笑顔で送り出す飯豊は、心の底から速水たちを応援している。きっと、同期の恋は、自分自身の幸せと同じに感じているであろう。
飯豊(逆に小林の兄貴が断るのか…?)
そう考えながら、飯豊は仕事を再開した。
速水「こ、小林の兄貴!」
小林「なんだー?」
速水「ちょっと、着いてきてほしいです」
小林「いいぞ」
そうして、少しみんなのいる場所から離れて、耳を傾けてもらう。そして小林の耳元で、誘いの言葉を言う。
小林「特別だかんな…////」
「あ、ありがとうございます!////」
またもや顔を赤く染め上げる小林を見て、速水も少し赤くなる。ひとりが赤くなると、もうひとりが赤くなる習性でもあるのだろうか。
飯豊「おめでと」
小声で言う飯豊。実は心配でこっそり着いてきていたのだ。
小林「ん~?」
目を見開いて、ドアの方をじっと見る。
飯豊「ッ!」
ばったり目が合ってしまった。飯豊は逃げようとしたが、すぐに小林に捕まり、締めあげられていたとさ。