私の名前は、佐藤結菜。
最近、愛犬がなくなってしまった。
どうしょうもないぐらいに泣いた。怖かった。だから、今は有給をとっている。
立ち直れない。
「佐藤様!佐藤様!」
ついには、幻聴まで聞こえたか。
はぁ、もう死ぬんだな。楽にさせてくれよ。
「ちょっと!!」
!?
「なんですか。早く私を楽にさせて…」
「もう死んでるじゃないですか。」
え、まって、どういうこと。
「てか、あんた誰だよ。」
「もの申し遅れました。私は、死神ナンバー256番 ニコと言います。」
「に、ニコ?」
私のいぬの名前だ。
「天国、いや愛犬のいるところに案内してくれ。」
「はい?なぜです?今からここで働くのですよ?」
「働くって、何いってんだ?」
ちょっと時間が経ちまして…
この服動きにくいな。帽子までつけなきゃいけねーのかよ。
いい男捕まえときゃよかった。
(あっちから話し声が…)
ニコか。
そして、私はすべてを見てしまった。
「ッ!?」
「お前があの小娘の犬だとバレないようにな。バレたら、即バンだからな。ハッハッハッハ!」
「はい…わかりました。」
ニコ、やっぱり合ってたんだ。
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