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#露中
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#キタユメ。ご当地擬人化
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ワンク
カントリーヒューマンズのロシアとソ連が出てきます
政治的意図等はございません
広い屋敷の中に足音が響く。それは人がいる安心感を与えるものではなく、寂しさを連想させる。彼は気にしていないようなそぶりで一歩を踏み出していく。
ロシア「寒っ」
こんな風に声を発したところで帰ってくるのは窓がきしむ音と自分の息づかいしか聞こえてこない。
ロシア「兄妹がいればまだましなのになぁ」
ロシア「…姉さんのボルシチが食べたい」
大人かこどもかよくわからない事をいう。一人事も多くて心配になる青年だ。ただ彼はおかしいわけではない。この世界のだれでも寂しいと不安を埋めようとする。
それが彼にとって一人言だっただけである。
かといってはたから見るとひとりでぶつぶつ言ってる人にしか見えない事を彼はわかっていない。
ロシア「家族もいないならこんな屋敷、家とは思えないなぁ。こんなに陰気くさかったか?」
前は家だったような口ぶりである。
ここまで「家族」を大事に思う青年はとても初々しい。
ただ彼は前とは違う空気の屋敷を寂しく思っているわけではない。どこか嬉しそうな様子もある。
普通は寂しく思うものだろうか。
彼がこのような気持ちなのは、世間一般でおかしいと思われてもしょうがない。
これはおかしくてもかまわない彼の話。そして子供から大人へと成長していく物語。
コメント
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第1話、読みました。広い屋敷にひとり、寂しさを独り言で埋めるロシアの青年――「大人か子どもかわからない」という冒頭の一文が、もう彼の魅力をうまく伝えてますね。姉のボルシチが食べたい、と言いながらもどこか嬉しそうなそぶりがあるのが気になります。「前とは違う空気」と「寂しさと嬉しさの同居」が、これからどういう物語へ繋がっていくのか…設定からしてとても気になる始まりでした。続きを楽しみにしています。