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ボーダー、ラウンジ
そこには多くの団員が飲んだり、話したりしている
未来と陸もそのラウンジで楽しい話しをしている
陸
「で、これどうすんだよ、、」
未来
「いや、、どうするって、、貰うしかないよね?これ?」
陸
「だよな、、」
そう陸は諦めたように自分達の前にあるご祝儀、、ペアリングを見てため息をついた
このペアリングは白澤からの贈り物でどうやら猫へのプレゼントのようだ
陸
「つか、猫も猫だ未来だけに指輪って、、」
未来
「あはは、、猫さん自分のは良いって言ってたし、、良いかと」
陸
「良くねぇーだろうが、、」
未来
「あはは、、」
と全く楽しくない話しを二人はしていると半崎と奥寺がやって来た
半崎
「あ、陸と未来」
奥寺
「来てたのか!」
陸
「半崎さん、奥寺さん、お久しぶりです」
未来
「半崎お兄ちゃん、奥寺お兄ちゃん、一昨日はありがとうね、時達の事」
そう未来が一昨日と言うと陸は首を傾げた
陸
「一昨日って、、あぁ、猫が何か怒ってた深夜か?」
未来
「あ、そうかお兄ちゃん知らないんだっけ」
未来は陸に一昨日の事を話すと奥寺達に改めてお礼を言った
陸
「奥寺さん、半崎さん、そのありがとうございました、時達の事」
半崎
「良いよ別に、猫に新作のゲーム貰うし」
奥寺
「俺も!」
陸
「そうですか」
と陸が二人にお礼を言っていると未来が聞いた
未来
「それより、お兄ちゃん達どうしたの?未来達に何か用?」
半崎
「あ、そうだった」
奥寺
「実は未来と猫にその結婚祝いのプレゼントやろうと思ってさ」
未来
「プレゼント?」
奥寺
「おう」
奥寺がそう言うと二人は可愛い袋を2つを渡した
未来
「開けて良い?」
奥寺
「おう!」
未来は袋を開けるの中には写真立てが入っていた
未来
「これ、、」
奥寺
「そのプレゼント何にした方が良いかわらなくてさ、、」
半崎
「その家族写真入れるのに良いかなって、、」
未来
「ありがとう!、凄い嬉しいよ!写真立て使うね!」
そう未来が言うと二人は笑った
陸
「ですけど、そのこんな可愛い写真立て良く買えましたね?」
奥寺
「頑張った!、俺達頑張ったよ!」
半崎
「女性だらけの店内、、」
そう二人は苦悩を言うと陸は二人に後でお礼しようと心の中で思った
と陸達は話していると今度は迅がやって来た
迅
「お、陸と未来と奥寺達じゃん、何しての?」
奥寺
「あ!、迅さん!」
半崎
「実は未来と猫にご祝儀のプレゼントとを」
迅
「へぇー、ご祝儀かぁー、、、ってえ?ご祝儀?」
陸
「あれ?、奥寺さん、半崎さん、未来と猫が夫婦になったこと迅さん達に教えてないんですか?」
奥寺
「いゃー教えたんだけど」
半崎
「信じてくれ無かったんだよ」
陸
「あぁー、猫と未来は夫婦になる何て誰も思いませんからね」
未来
「ちょ!、お兄ちゃん酷い!、、って迅お兄ちゃん?」
と未来は迅を見ると直ぐ様迅は何処かへ走り出した
陸
「えっ!!!、迅さん!?何処行くんですか!?」
そう陸が叫んで聞くと迅は大声でこう言った
そう迅が大声で言った次の瞬間
猫が現れ、迅を殴った
それはほんの一瞬だったためボーダー本部では何がなんだか分からなかった
迅
「ね、猫、、い、いつ、、から、」
猫
「初めからだ、何しての?大声でうるせぇーよ」
迅
「だ、だって、ふ、二人が、、」
猫
「夫婦になっていて驚いた、だから混乱して叫んだかそれか未来視で何か起こるか分かったからどっちだ?」
迅
「その両方です、、」
そう迅が言っていると迅を追ってきた陸達が来た
陸
「やっと、追いついた、、って!、猫!何で此処に!!?」
猫
「あ?、妻とお前の迎えに来たんだ」
未来
「そうだったの、、って迅お兄ちゃん!?どうしたの??!?」
陸達が猫と話していると何故か迅はスコーピオンで自身を刺そうとした
奥寺
「迅さん!?、何してるんですか!?」
陸
「ちょ!、トリトン体だからって!」
と奥寺と陸が止めると迅は未来に聞いた
迅
「ね、ねぇ、、未来はさ、、最近その、、体調とか悪くない?」
未来
「え?、悪くないけど?、、どうしたの?急に?」
迅
「その、、さっき未来を見たときその、、、、、見たから、、」
猫
「あ?、何を?」
迅
「だがら!、!、、、を、、」
陸
「ダメだ、、ちょと聞いてくる」
陸は代表して迅に聞くと陸は直ぐ様猫を殴ろうとした
猫
「あぶ!、陸てめぇーー!、何しやがる!」
陸
「うるせぇ!、迅さんが未来が病院のベッドで寝てるとか言うからお前!未来に何するつもりだ!?」
猫
「はぁ!?、病院!?って何だよ!?俺なんもするつもりねぇーよ!?」
陸
「ああ”?、嘘つけ!夫婦になったその日に手出した野郎を信じてられるか!」
猫
「それは同意だって何回言えば気がすむんだよ!」
そう実の兄と実の夫は未来達の存在自体を忘れて喧嘩を始めた
ドカ!ドカ!
未来
「ありゃあー、お兄ちゃん達未来達の存在忘れてるよ」
半崎
「ありゃあー、じゃあないよ!」
奥寺
「止めないと!」
未来
「良いの良いの何時もの事、、ってあぁ猫さに言いそびれたんだ」
そう未来は何かを思いだして猫に聞こえるように言った
未来
「猫さーん、未来、妊娠したからー!」
猫
「そうかよ!、、、って、、は?、、」
陸
「隙あり、、、、、、は?」
奥寺
「そうか!、おめでと、、、え?」
半崎
「マジかおめで、、、、え?」
未来
「え?、は?、じゃあなくて妊娠した、、」
猫
「まてまて、ちょとまて」
猫
「ちょーと、、整理と説明してくんね?」
と猫は未来の肩に手をおき聞くと未来は言った
未来
「実はさ、その最近何かだるいなぁーって思ってさ、たかはしお兄ちゃんの病院行ったんだよねぇ、そしたら妊娠しててさ」
猫
「ちょいまで、それいつ分かった?っかいつ行った?」
そう猫が聞くと未来は答えた
未来
「えーとねぇ、、昨日の、、夕方かな?」
未来
「で、本当は昨日話そうとしたんだけと、、猫さん、環お兄ちゃんとお話してたでしょう?」
未来
「それで言えなかったんだよねぇー」
と未来は言うと陸は聞いた
陸
「妊娠した事、環さん達には?」
未来
「報告してないよ?、猫さんに先に報告したかったから」
陸
「しろや!!!!」
そう陸は言うとゲートを作り環達の元へ向かった
未来
「全くお兄ちゃんてば、、って猫さんどうしたの?、もしかして、、嬉しく無かった?」
未来は不安そうに猫に聞く
すると、猫は未来をお姫様抱っこしこう言った
猫
「すげぇー、嬉しいよ、、、」
猫
「ありがとう、、な」
と猫は迅達が今までにないとても嬉しい笑顔を見せて言う
未来
「ふふ、猫さんってば、、」
猫
「何だよ、、」
未来
「何でもないよ」
そう夫婦が話していると陸が環と鏡夜を連れてやって来た
環
「未来!、妊娠したって!」
未来
「うん」
鏡夜
「したなら、早くいえ、報告しろ」
と環達が言うと陸は迅達に言った
陸
「迅さん、すいません、今日は失礼しますまた後で」
迅
「う、うん、また」
そうして、陸達は帰っていった
そして、この出来事はのちに
怪霊の夫婦の騒動妊娠報告として語り継がれる
続く