・真一郎に重ねられて病んじゃう武道
口調迷子です。
病み、嘔吐、薬の乱用などなど
この物語はフィクションです。
間違っても真似するなんてことはしないように。
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「タケミっちは真一郎に似ている」
その言葉を俺は何度聞いただろうか。
みんなして真一郎くん真一郎くんって。
俺は真一郎くんでもなんでもない。
“花垣武道”だ。
なのになんでみんなしてそう言うの?
そうか、そういう事か。
真一郎くんを救った今、俺は必要ないのか。
俺は真一郎くんの”代わり”でしかなかったのか。
すごく腑に落ちた気がした。
だったらもう俺は用済みだよね?
そこからみんなと少しずつ距離を置くことにした。
「タケミっち!銭湯行こう!」
『すみません!この後ちょっと用事が、、』
「は?タケミっちのくせに俺の誘い断んの? 」
『う゛、、ぐっ、、、す、すみません!!』
「あ、!待て!!!」
「よう、タケミっち、今からバイク流さねぇ?」
「ケツ乗せてやるよ」
『すみませんドラケンくん!俺今千冬に呼ばれてて、、』
「じゃあ、終わったらこっち来いよ」
『いや、、そういうわけにもいかないので!!』
「あ、おい!!」
「あ、タケミっち!この後俺ん家に飯食いに来ねぇ?」
『す、すみません!俺もう飯食っちゃって、、』
「そうか、ならクッキー食いに来ねぇ?」
「お前好きだって言ってたよな?」
『あー、、えと、、い、今ダイエット中でして、、』
「ダイエット?お前十分細いだろ、逆に細すぎて心配になるくらいだわ」
『で、でも、、とにかくすみません!!』
「あ、おい!!逃げんな!!」
『はぁ、、はぁ、、、つ、疲れた、、』
あまりにもみんながしつこいので、走って家に帰った。
なんで?なんで俺にそんな構うの?
今世は真一郎くん生きてるじゃん。
なのになんで俺に構うの?
勘違いしちゃうじゃん。離れたくないって言っちゃうじゃん。
辛い、つらい、つらい、?
『いや、考えるのをやめよう、もう寝よう』
引き出しからいつもの薬を取り出す。
最近寝付きがどうも悪い。
寝れても悪夢で直ぐに起きる。
だから薬に頼ってばっかだ。
『やばっ、もう1箱しかないじゃん』
『今度買いに行かないと』
最初は容器の基準通りに飲んでたけど、だんだん効き目が悪くなってきた。
今じゃ1箱飲む勢いでないと寝ることが出来ない。
乱雑に薬を取り出してそばに置いてある水で一気に流し込む。
一気に飲んでいるため、食道が押し広げられて結構痛い。
何とか飲みきると、ぐらぐらと眠気が襲ってきた。
『今日は、ゆっくり眠れるといいな』
そのままベッドに倒れ込んだ。
「初代の面影を感じる」
「兄貴みたいに叱ってほしかった」
なんで?俺は真一郎くんじゃない。
違う、違う!!
「じゃあお前は誰なんだ?」
俺は花垣武道だ!!
「花垣武道?誰だ?」
「花垣武道なんて誰も求めていない」
「真一郎でないならお前はいらない」
誰かに似ているようで、誰にも似ていない声。
急にどこかに落とされた気がした。
「真一郎くんに似ている」
そんな言葉が渦巻く海に落とされた気分。
身体が冷たい。息が苦しい。
俺は、俺は、必要ない?
「真一郎でないならいらない」
頭に響く声。
なんで、なんで、、
誰か、誰か、、たす
『はっ、、は、、げほっ、、げほっ、、』
『夢、、か、、』
辺りを見るとまだ暗い。
『最悪、、起きちゃった、、』
冷や汗のせいかベタベタして気持ちが悪い。
なんだかめまいもしてきた気がする。
『う゛、、ごぽっ、、』
やばい。胃のものがせり上がってくる。
急いでトイレまでかけ出す。
『ぐっ、、げぼっ、、ぉえぇぇ、、』
大小様々な固形物が出てくる。
頭がガンガンする。
『ぉ、えぇぇぇ、、げほっ、ごほっ、』
留まることなく、逆流してくる。
『はっ、、はっ、、』
どれだけ経ったのか。
あたりはすっかり明るくなっている。
『っは、、っは、、』
『っ、、疲れたな、、学校の準備するか』
そろそろ、逃げたいな。
『ダメだ、そんなこと考えたら』
止まれなくなっちゃう。
そんな日々を繰り返す。と思っていたが、現実は甘くなかった。
俺は見事に東卍メンバーに捕まった。
「で?タケミっちさ、最近俺らのこと避けてるよね?」
『いや、、そんなはずは、、、』
続くかも
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中途半端なとこで終わってしまいすみません、、
今後の展開考えるのに疲れました。
なんか、似たり寄ったりなものばかりで申し訳ないです、、
誰かネタ提供をお願いします。
(2024/06/10 21:23:40)
2114文字
コメント
9件
今日も最高ですー!!あとなんですけど!リクエストしたいのですが!よろしいでしょうか??!