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〈前書き〉
皆さんこんにーご、からのわんだほ〜い!
主の海優乃です!ノベル式(?)で書くのは初めてなのでつたない部分もあるかと思いますが、多めにみていただけるとありがたいです。
あ、タグもつけましたが、これは曲パロなので、曲のネタバレありです!!!
先に原曲を聴くことを強く!お勧めします!曲はひとしずく×やま△様の『Sister’s∞mercY』と、『Vampire’s∞pathoS』の2曲です!『Sister’s∞mercY』から聴くとより楽しめると思います!
あとモブも出てきますが無害です(なんならちょっとかわいs_おっと誰か来たようだ)
2曲聴きましたか?それでは本編スタートです!
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幕が上がる暇もなく物語は始まった____
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満月、もはやビルの灯りで霞んでしまった月の下、男二人がとある死体を囲んでいた。
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「これはまたひどいな」
白骨化した変死体を見てオレ___天馬司は呟いた。
オレは警察官になってからまだ2年ほどの新米刑事だ。昔、オレと妹の咲希が二人で迷子になりかけた時にある警察官がオレたちを助けてくれたんだ。そのときからオレは将来は警察官になりたいと思い、2年前ついに晴れて憧れの警察官になれたというわけだ。
警察官と刑事の違いがわからない?まぁ、簡単に言えば警察官という括りの中に刑事がいるって感じだ。もっというと刑事は事件の捜査をする警察官なんだ。伝わっていなかったらすまん。
「また例のアイツの仕業だろうな」
「チッ」
先輩の前だってのに思わず舌打ちをしてしまう。オレはまたしても、この『連続殺人事件』を止められなかった。
犯人の目星はついている。それが先輩の言う『例のアイツ』なのだが…
「…もうこの辺りにはいなさそうだな」
「ですね」
この事件の犯人はヴァンパイア、つまり吸血鬼らしい(オレはまだ信じていないが)。
それと、黒く丈の長いコートのようなものを羽織った人物という情報まで掴めているのに、それ以外の情報は未だ掴めていない…
「一応近くで目撃証言がないか聞いてみるか」
「はい!」
先輩の言葉に返事をしたそのとき__
ブー ブー ブー
とオレの仕事用のスマホが鳴った
『こちら△△警察本部、◯◯地区にて連続殺人事件の犯人と思わしき人物と被害者一人を確認。近くにいるものは至急出動せよ』
クソッもう次の犯行に及んだのかアイツは…!
ってちょっと待て、◯◯地区ってここから隣のすぐ近くの地区じゃないか!
「先輩!」
「わかっている。急いで車で向かうぞ!」
「はい!」
もう次の被害者は出したくない…!
オレたちは急いで◯◯地区に向かうのだった。
「あぁ、かわいそうな子羊たち、臆病な子羊たちよ。___フフッ」
____月を背にビルの屋上からオレたちを見る男に気づかずに。