短編空白

私の名前は天宮沙耶架といいます。

とある事情により学園では孤立していますが、実は生徒会にも所属しており副会長を務めているエリートさんなのです！（ドヤァ）……いやぁ本当にすごいんですよ！？ 成績優秀だし運動神経抜群だし顔も良いしお金持ちでお淑やかな性格をしているんですからね！！ 欠点なんてないと思うじゃないですか？ でも残念ながらありましてですね。

なんと私は――恋愛下手なのですよ！！！ そもそもの話ですけど私はこれまで異性と交際をした事が一度も無いのです。

それどころかまともに話せる同性の友人すらいない始末です。

つまり私はこの世で最も孤独な存在といっても過言ではないでしょう。

何故こうなったのかと言うと、原因は恐らく私の中にある秘密が原因になっていると思われます。

そのせいで私は周りの人達とはどこか違うと感じてしまい、次第に距離を置くようになってしまったのだと推測できました。

だけどそれでも完全に人と関わり合いを持たないようにする事は出来ませんでした。

だって私は一人ぼっちになる事に耐えられなかったからです。

孤独というのは想像以上に辛いものでした。

だからこそ友人を作ろうと思ったものの、いざとなると怖くて話しかける事が出来なくなってしまいました。

そんな事をしているうちに時間は過ぎていき、いつの間にか一年以上の月日が流れていました。

このまま一生一人でいるのかなと思うときがある。

でも誰かと結婚したいとかそういうことではない。

ただ自分が本当に好きな人と出会いたいだけ。

出会い系サイトを利用しているけど理想の男性にはなかなか巡り会えない。

それどころかサクラみたいな男性ばっかりだし。

お金目当てなのか下心丸出しの男しかいないんだよね。

もううんざりするよ