どうも!紫蘇ㄘャンです!
いやぁ、前回のお話で、反応良かったら続き書くと言ったんですけど…めっちゃ続き楽しみにしてる人が居て、これはやらなくてはとなりました…ありがとうございます…嬉泣
いつ上がるか分かりませんが、続きあることは確定なので!是非、楽しみに待っていて下さい!!
そして、今回のお話の内容は、人って体質というものがありますよね。そんな体質でなりたい自分になれないknmcが悩む?悩んでいるんだぞと言うお話になってます()
いつの配信だか忘れましたけど、knmcって日焼けしにくい体質?と言っていたのを非公式wiki見ていた時に思い出して作りました。
日焼けしないknmcは日焼けしてる人が羨ましいと思ってそう、等など…ちょっと気持ち私がなんだか変態(ではある)気質な感じしてきたんでここで言うのやめときます…笑
まぁでもこんな感じです!!!
・する人物を用いた創作話です!
・色々と捏造など個人的見解などで当小説は作成してます!
・そのキャラの口調がはやふやになってる所があるかもです!
・本人様達とは関係ないので、本人様達に繋がるようなご迷惑行為はお辞め下さい!
・本人様達の解像度は低いので(キャラ崩壊)無理な方は速攻閉じてください!
・若干fwty要素ありです! 🥂✨⚔️
『knちゃんいいなぁ、私もknちゃんみたいな体質が良かった ~ !』
何時だったか、小学何年生の頃、同級生の女の子からそんなことを言われた。何故そんな事を急に思い出したのか。
なんでだっけ…あぁそうだ___
今日、学校で友人がとある雑誌を読んでいた。何かと聞けば美容系の雑誌で、どうやら美容液について見ていたらしい。
「なんで美容液なんか…別に気にしなくない?」
「うるせぇっ!こういう時期一段と肌気にしちゃうもんなんだって」
「えー?嘘ぉ」
僕が思っている以上にどうやらその友人は余程肌に気を使ってるらしく、熱い眼差しで肌が綺麗な事は如何にどれ程大切なことか、といきなり説いてきたのだ。
まぁでも、その友人は男子生徒と言う割には意外と美容に気を使っているからなぁ、と思いながら熱弁する友人の話を右から左へ聞き流す。
「____な?分かったかknmc」
「あーうん」
「ほんとかよ…て言うかお前はなんかしてんの?」
「ん?何が?…あぁ、なんかケアとかそう言う?」
「そうそう」
友人への返事を適当に暈していたら、その友人は僕にケアのことについて聞いてきた。それに僕が正直に話せば、次はいきなりはぁ?なんて言ってきて。僕は間違った嘘は言ってないんだけどな。
なんて言ったんだっけあの時…、あぁそうだ。確か…
「いや、特にそうった細かいケアは…ハトムギだけだよ?」
と、言えば友人は一泊置いて「はぁ?」なんて言って、僕逆ギレされたんだっけ?可笑しくない?
「いやなんで逆ギレすんだよ」
「いやするだろ、…良くそのハトムギだけでその肌保ってんなお前」
「んー?そう言う体質?」
「…おめでtouya、お前は今、肌を綺麗に保とうと毎日頑張ってケアしてる全国の人達、そして俺を目の敵にしたぞ」
我こそはアマテラスなんて言ってそうな顔、いや仏の顔と言った方が良いのか、そんな顔で何やら怖い宣言を下された。
「っ辞めてよ! 笑 別にそんな、マウント取ろうなんて思って言った訳じゃないんだから」
「ははは!ごめんって…。いやでも、お前って結構女子から羨ましがれる体質だぞ?ただでさえ顔のパーツとかも良くてさぁ、色々と勝ち組だぞお前。1つくらいくれやぁ!」
友人にそう言われた。体質、体質かぁ。昔、そんな体質に関することを言われた気が…。
それでどんなことだったか何て、学校では思い出せず、帰宅してからいきなりふと、思い出したのだ。
「体質ねぇ ~ …」
僕しか居ない自室に、そう呟いた僕の声だけが響く。確かに、友人の言った通りなのかもしれないとつくづく思う。
男にしては白い肌。焼けることの知らない肌。特になんのケアもしてないのに、きめ細やかでサラサラとしてる。髪の毛もサラサラとしていて、絡みにくい髪。いくら食べても太りにくい身体。
確かに羨ましがられる体質かも、と改めて実感する。小学生の頃の同級生だった女の子も、きっと友人みたくそう思って言ったのかもな。
でも、正味僕はそう言われて嬉しいと思った事は無い。褒められた気にはなれない。だって、男らしく無いじゃんか。
男らしくしたいのに、体質という壁が邪魔をしてくる。しかし、こういった体質を羨ましがる人がいるのも重々承知だ。でも僕からしたらそれはデメリットしかなくて。
少しでも良いから日焼けをしようと、真夏の炎天下の中、日焼け止めも塗らずに半袖で外を出歩いていた。1時間以上出歩いて、帰ってきて早々腕を見る。目に映るのは赤くなっていた腕。それに少しだけ、期待を抱いた。が、時間が経つ頃には元に戻っていて、焼けた の や の字も無かった。只々ヒリヒリしただけで。
オーストラリアで刺さる程の日光を浴びても焼けなかった事を思い出した。オーストラリアのあの紫外線で焼けなけりゃ日本で焼ける訳ねぇわな。
身体だって、認めたくは無いが男子高校生にしては細い部類だろう。クラスメイトの腕や、決してそう言う癖では無いが、体育で着替える時の上裸を見た時に自分と見比べた事があった。大変心に刺さった記憶がある。
何でだよ、なんであっちは筋肉気質なのにこっちは全然肉つかねぇんだよ。同じ男だろ。
それに、なんたって!同じ部活に所属してる友人でも身体は厚いのに僕は薄い。バグなのかな?!
肉付きが悪いのは前々から知っていた。だから、もっと食べる量を増やせば、それなりに肉が着くのでは?そう思い、普段よりも食べる量を増やした。これは柔道で活動している友人に聞いたアドバイスを元に行った。
その友人曰く、厚くしたいなら、食べて食べて食べまくることらしい。体質なんて関係無く太るぞ、なんて言っていたもんだから、それを信じて2週間続けた。
しかし、これといった変化が訪れることは無かった。だって、1.5kgは増えたに入らないだろうよ!! 2週間は続けた。しかし結果がこれだから、もう諦めて普段と同じ量に戻した。
これが体質という壁だ、分かったか。欲しいならくれてやるよって話なんだよ。誰が望んでこんな体質が良いなんて言ったんだよ。
皆は、特に女子からはそんな僕の体質が羨ましいと、散々言われた。でも僕は逆だよ。君達のその体質が良かった。日焼け止め塗らないとすぐ焼けちゃうその肌。食べ過ぎたら軽減するのに苦労するその身体とか。良いなぁ、なんて。
みんなみんな、苦労してるんだよね。それは知ってる。知ってるけど、何も思わないなんて事は出来ない。それはどっちも同じ。羨ましがる人も羨ましがれる人も。
まぁ僕の場合は、男らしくしたいのに体質のせいで出来ないから嫌ってるだけだから。あんな分かったつもりで、ものを申せる度胸は無い。
ーーーーーーーーーーーーーー
今日は久しぶりのrfmoでの撮影で、珍しく外ロケだった。
炎天下の中での撮影になる為、涼し気な格好でお願いします。とスタッフから事前に連絡が送られて来た為、僕は普段の制服じゃなくてラフな半袖に黒のパンツを履いて、鞄にも普段持ち歩く以外に持ってきて損は無いものを入れて、玄関を出る。
外は熱風が吹いていて、その風に煽られる。
思ったよりも暑い…、大変なロケになりそうだなと、少し憂鬱に思った。しかし、それと同時に、もしかしたら日焼けするかも…と普通そこは嫌になるだろうが、僕は淡い希望を抱いた。
日焼け止めは塗らず、態と日に当たるところを歩いて、現場へ向かう。
どうやら本日の企画は、スタッフが用意したお土産ランキングを4人で協力して、街を巡り、購入してそのランキングを当てようという回。
スタートして、30分が経過。2時間半という時間制限が設けられた中でそれらしいものを見て回る。
目星の場所はそれぞれ遠かったり近かったり、4人で揃って行っても不効率なので、kid君と社長、僕とfwくんの2、2で分かれた。
「mcさんこれとかどうっすか?」
「あー、入ってそうな気がする…けど、こっちも入ってそうじゃない?」
「ご当地名物、プレミアムキャラメルクッキー?あぁ、確かにあるかも…」
「んふふ、だよね。悩ましいな……どっちも買っちゃう?」
「そうしましょうか 笑 」
fwくんとのやり取りで、そうと決まればと籠にお互い手に取った商品を入れる。
会計を済まし、店へ出る。現在時刻は丁度お昼真っ只中で、太陽が真上に昇って今日一番の日差しが、街へ行き交う人たちを照らしていた。
「あちぃっすね」
「そうだね ~ 笑 さて、次の店へ回りましょう」
「おけです」
お店へ向かう途中、fwくんと一緒にどう言った系統が人気なのかとか、社長とkidくんは何買ったのか等話し、回してあるカメラを一旦止めた。その後だった。
「そう言えば、mcさん日焼け止め塗ったん?」
「…へ?」
間抜けな自分の声が耳に入る。だって急にそんなこと言われたら、誰だって困惑するでしょ。
「いや、ほら今日めっちゃ日差し強いやんか?日焼けしたら痛いじゃないっすか、それに肌黒くなりますし。でもmcさん、半袖でめっちゃ腕出してるし…」
fwくんが何故そんな事を聞いてきたのか、首を傾げた僕に、fwくんは手を身振り手振り振りかざしながら説明する。その必死な様子に少しだけ笑ってしまう。
「そういう事ね 笑 うんん大丈夫だよ。僕あまり焼けないから、てかこんな日差しで焼けることなんて無いし…まぁ赤くなって少しヒリヒリするぐらいだけど、でもそれだけ、僕そう言う体質だから」
そんな説明をfwくんに話す。正直、こんな説明を自分から口に出したくは無い。口にして言えば、改めてそう実感して、嫌になるから。
「へぇ、そんなんや…。いやぁ、えらい良い体質してますね」
そう言われて身が強ばる。
そんな事を言われるなんて目に見えていた。fwくんに悪気がないのは分かってるけど、やっぱりどうしても、そんなことを言われてしまえば嫌になる。
「僕はそんな事言われて嬉しいなんて思わないかな…」
自分の口からそんな事が出てくるなんて思って無くて、それに出されたその言葉は冷ややかな言い方で、やってしまったと、顔を青ざめる。
僕は咄嗟にごめんと、口を紡ごうとした。しかしそれは、fwくんによって遮られた。
「ぁ、ごめ ッ___ 」
「すみませんmcさん、俺余計なこと言ったよな」
fwくんは咄嗟に僕へ謝罪をした。あっけらかんとする。なんで君が謝るのか、謝るのは僕の方なのに。
「mcさんあまり良い気にならへんのやろ?顔がそう語ってるで、俺、こう見えて人の顔よう見てるし、一瞬で分かってしまうねんな。
なんせ、バーチャルホストのfwmntですから」
「んふふ! 笑 関係ある?」
「え ~ あるんとちゃいます?笑 …あ、mcさん腕出して」
会話と何一つ関連が無いのに、唐突にそう言われる。何をするつもりか、怪しみつつ僕は腕をfwくんに差し出した。
fwくんは自身の鞄から、小さい何かを出して、掌に白いクリームを出した。それを手で広げて僕の腕に塗りたくる。
「…なにこれ」
と、僕が聞けば
「日焼け止めっす」
そう返ってくる。
「え?いや、だから僕は別に日焼け止めなんて塗らなくて大丈夫だけど…」
「焼けないだけで、痛くなるだけで塗らない事になるなんてアカンよ。焼けなくても肌は痛むからな、しっかり日焼け止め塗って守らんと」
塗りながらそう言うfwくん。
「…ありがと」
照れくさそうに僕はそう呟く。
「どういたしまして」
太陽のように眩しい笑顔でそう返される。
「fwくんは太陽みたいな体質してるよね」
「何言ってるんですか…mcさん、熱中症?」
「な訳ねぇだろ! 笑 」
おまけ。
「てかなんでmcさんあん時謝ったん?」
「…え?」
こいつ聞いてなかったのかよ。なんだ、僕が謝った損した気分じゃねぇかよ。
「fwっちのばーか」
「あぇ、なんでですかぁ?」
その間抜けな返事で僕のツボが押されたのか、吹き出してしまって盛大に笑ってしまう。
しかし街の中というのもあり、人の目を気にした瞬間恥ずかしい、なんて羞恥を感じる羽目になって、理不尽だとは思うがfwくんに「君のせい」「ばーかばーか」と、我ながら小学生なみの語彙でそう言いたくる。
「mcさんガキっすか?流石にホストの俺でも心に来ますよ」
「えぇ ~ ? 笑」
コメント
2件
今日も最高です‼️ いいなぁ剣持、その体質に生まれたかった(ノД`)シクシク