私は長男です。ロシア軍三兄弟のね、今日は末っ子の海軍の様子が少しおかしいのです。謎にテンションが高いと言いますか…彼はとても無口で内気な子です、なので、こんなにもテンションが高いのは数年に一度なのです。
「海、今日はテンションが高いですね」
「そうですか?空兄さん」
「えぇ、とても」
間を開けずに喋って居るのですもの、とてもテンションが高いのですね、流石におかしい気もしますが…なにか嬉しい事でもあったのでしょうか…?
「あの、何か嬉しいことでも?」
「はい、とても嬉しい事がありました」
「へぇ、どんな事があったのですか?」
「…内緒です」
あら、それ程嬉しかったのでしょうかね、兄としてとても嬉しいです。最近は表情が険しかったので…
「…空兄さん、陸兄を知りませんか?」
「え?陸ですか?訓練でもしているのでは?」
陸はとても努力家です。兄として誇らしい程に、ですが、体調不良になることもしばしばあるので、そこら辺は気を付けて欲しいですね…
「そうですか、確認してきますね」
「はい、わかりました…ふわぁぁ…」
少し眠たいですね…寝て来ましょうか……
「私は少し寝てきますね」
「はい、おやすみなさい」
「…陸兄」
「ん〜ッ!」
「暴れないで下さい、さもなくば…」
私は包丁を取り出しました、脅す為にね
「ッ!?…」
「良い子ですね…」
空兄さんにバレてないなら、何をしたって私の勝手ですね…あぁ、私は何処で道を踏み外したのでしょう?兄を兄として見れなくなった頃からでしょうか?遂に監禁までしてしまいました…こんなにも陸兄が可愛いなんて…抵抗しようとする姿も、怯える瞳も…可愛い…離したくありませんね…
「ん……」
「陸兄、性行為をしませんか?」
「ん…?んんッ!?」
あらあら、困惑してらっしゃいますね、その姿もまた愛らしい、大好きです
「ん〜!!」
「嫌がっても無駄ですよ、陸兄」
「貴方はもう、私と一緒になるんです」
「大好きな弟と一緒になるなんて、幸せでしょう?陸兄」
「だから…」
もう、誰とも合わないでくださいね_
コメント
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さてはお前天才だな?
えー今日この人が良すぎて尊死し、亡くなりました、、、(?)
やややややや、ヤンデレか知らんけど展開来たアアアアアアアアあ