テラーノベル
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🖤💗1(side:sk)
唐突に始まりますがご容赦ください!
めめさくの馴れ初め、という雰囲気のお話になっております!!
※💙が途中で登場します(カプではないです)
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ある雑誌の撮影、休憩時間
楽屋にはめめと俺2人
俺たちはスマホを見てそれぞれに過ごしていた
と、ふいに
🖤「……ねぇ佐久間くん」
めめが呟くように俺を呼んだ
💗「んー?」
漫画に夢中な俺は気の抜けた返事を返す
🖤 「これどういう意味??」
💗「なーんだぁー」
めめの声がちょっと真剣だったから、一旦漫画を読むのをやめて
ソファーに座っためめの肩に手をかけ、スマホを後ろから覗き込んだ
🖤「これ」
💗「んーーー」
どれどれ…と視線でなぞった、そこに書いてあったのは
『#BL』
💗「どうおぇあ!?」
あまりの衝撃にぐらりとのけぞる
🖤「おぉ、どうしたの」
💗「いや!?お前がどうしたのだよ??」
びっくりした〜〜どういう脈絡だよ!?
ヲタクの俺ならまだしも、目黒蓮のイメージとは遠すぎる単語が目に入って思わず大声を出してしまった。
💗「どこでこんな言葉、いやこんな言葉って言うのも失礼だけど!!とにかくどこで見つけてきたんだよ!!」
動揺のままに早口でまくし立てる。
やばいだろ、何がやばいのかはよくわかんないけど… やばいだろ!!
🖤「このイラストにハッシュタグで付いてた」
💗「んぁー… なんだぁ…??」
なんか嫌な予感。
隣に座り、恐る恐るめめが指さすイラストを見る。
そこには……裸で抱き合う俺とめめ
💗「おお………」
予感的中。まじか、まじかよツイッター〜〜
沈痛な面持ちで頭を抱えた俺を見て
🖤「何?俺が相手でそんなに不満?」
💗「いや、そういうことじゃないけど…」
そこじゃない、そこじゃないだろ目黒蓮…
ていうかなんで不服そうなの??
なんなんだよそのセリフ
少女漫画なの?2次元なの…??
脳内で騒がしい独り言をめめの声が遮る
🖤「んで、結局このびー、える?ってやつはなんなの?」
まずい、動揺で答えるの忘れてた。
💗「あーー、んあーーーっと」
考えろ!考えろ俺!!当たり障りのない説明を…
💗「あれだよ、んー、男の人同士の恋愛?ってきなやつだよ、たぶん」
🖤「…ふーん」
その沈黙はなんだ!なんか怖い!!
めめをちらりと見ると、何やら考えているらしくスマホを見ながら真面目な顔つきだ
俺の動悸も少し落ち着いてきて、ぼーっとめめの横顔を眺めていた
🖤「ねぇ佐久間くん」
少し笑いを含んだ声色。
💗「ん?なにめめ…」
嫌な予感パート2〜…
なんて思いながら視線を移すと、
さっきまでの真面目な顔はどこへやら。
悪戯な笑顔でこっちを見ている
この顔は何か企んでるな… と思ったのもつかの間。
ぐっ…と、ソファーに押し倒された。
💗「……ん?うぉぉおあ!?」
一瞬何が起こったのか理解出来ず、 気づいた時には 完全にめめに組み伏せられていた
やぁばいって!絵面がやばいって!!!
🖤「佐久間くんうるさ」
口元に手を当て、 クックッと笑うめめ
おいおいおいこの色男は何を考えてんだよ
💗「いや!?うるさ、じゃないよね!???!」
半ば叫びの様な声を上げながら、 覆い被さっためめ の胸板をドンドン叩く
💗「どけよー!!目黒ー!!!」
全然ビクともしないわ…
まぁそれもそうか。そもそも体格が違いすぎるんだよな。今の状況も上から見たら俺見えないもん。
🖤「ほんとちっちゃいね、かわいいけど」
フフフ、と笑いながらこんなことを平気で言う。
アイドルすぎるだろ。いやしっかりアイドルだけど、こいつも俺も。
💗「笑ってんじゃねぇぇよ??佐久間さん真剣 よ???」
突然の「かわいい」にちょっとドキッとしたのは置いといて
怒った顔を作りめめを見上げる
🖤「ごめんって。こういうイラストあってさ、ちょっとやってみたくなっちゃった」
そういいながらめめが見せてきたのは、
ソファーの上で折り重なった2人のイラスト
💗「なんだよそれぇ〜…」
🖤「フフ」
心臓に悪いって、ほんと
こんだけ綺麗な顔だと男でもドキドキしちゃうだろ
少し火照った顔を見られるのが癪で、ふいと横をむいた
🖤「あれ、佐久間くん?どしたの」
ニヤニヤしながら俺の顔を覗き込んでくるめめ
不意打ちの近距離にまた、心臓の音が大きくなる
💗「んやぁ…なんでもねーよ!!」
顔を両手でガードしながら誤魔化してみるけど
多分全然意味無い
🖤「ねぇ一佐久間くーん」
若干拗ねたような声が聞こえる
めめって、基本はみんなの彼氏ってポジが多いけど
たまに可愛いんだよな
……って、ちがーーう!!!
一旦冷静になろうと頭の中を整理する
こいつこんなやつだったっけ!?ていうか、俺にこんなにグイグイ来るっけ!?
そりゃ俺はめめにベタベタしたりするけど、めめからこんなに来ることあんのかよ…
心の中で頭を抱えていると
突然頬がムニュっと掴まれる感触
🖤「こっち向いて」
俺の頬に触れたのはめめの指で
強制的に正面を向かされる
💗「んみゅん」
🖤「なんだそれ」
相変わらずニコニコしているめめ
なんだそれ……じゃねぇ!!!
なんだこれ!!!!
こいつはリアル少女漫画か!!
💗「んむむみゅ」
必死に抵抗するけど、全くもってめめの指から逃げ 出せない
🖤 「ンフフフ」
対してめめは、余裕なそぶりで俺のほっぺをぷにぷに触っている
俺、一応こいつの先輩だよね…?
タジタジすぎる自分がもはや情けなくなってきて、 うっすら涙が滲む
🖤「えっ!佐久間くんどうした」
途端に俺を心配する声色に変わる
あー…こういう所がモテるんだろうな
💗「…なんでもない」
ドキドキさせられっぱなしなのが悔しくて泣いてる、なんて絶対言えない
🖤「うそつけ」
そう言いながら、俺の目をしっかり見据えてくる
…うわぁ…俺、今絶対顔真っ赤。
🖤「…佐久間くん」
なにその声、反則だろ
💗「……なn」
やっとの事で紡いだ言葉が発されることは無かった
逸らせない瞳が近づいて
唇が触れた。
🖤「…………」
💗「…………っ」
思考停止、だ
わからない、なんにもわからない
さっきからずっとだ
熱っぽい視線が
俺の目を捕まえて離さない。
🖤「…………っは」
時折零す吐息が
耳に響いてしょうがない。
💗「…………ぅあ」
全部知らないことで
俺のもめめのも、知らない声で
脳がぐらぐらする。
💗「……………っ、あっ」
ドンッ
ソファーについていた腕の力が抜けて、サイドテーブルにぶつかった
積まれた雑誌がバラバラと音を立てて落ちる
張り詰めていた空気の糸がふと緩んで
唇が離れた。
乱れた呼吸を整えながら
視線を向けると、ぽかん。としためめの顔
俺もきっとおんなじ顔してる
…..待てよ、おかしくないか?
💗「…なんでお前がその顔なの!?」
そういえばこいつが!!キスしてきたんじゃん!!
ぼーっとしているめめの両肩を掴んで揺さぶる
💗「おいっ!何とか言えー!!」
🖤「ん…あぁ…」
また考え事モードに入りそうなめめ
嘘だろ!?この状態で俺を置いてくなよ!!
💗「なんであんなことしたんだよ!!」
🖤「んー…したかったから…?」
💗「はぁぁぁあ!?」
あまりに気の抜けた答えに、平手打ちしたい衝動をこらえる
俺、あんなに色々考えてたのに??
理由が「したかったから」??
こいつの頭はどうなってんだ!!
馬鹿なのか??いや、 馬鹿だったわ!!こいつも俺も!!!
んーー!?じゃあ仕方ない、のか…???
衝撃と勢いのままに納得してしまいそうになる
一旦冷静になろう、このままじゃまずい
息を吸って、吐く。
🖤「佐久間くん?大丈夫…?」
大きく肩で息をした俺に
心配顔のめめが手を伸ばして
長い指が頬に触れ____
💗「やっぱだめ!!!!!」
反射で飛びのき、頭をぶんぶんと音がなるほどに振った
無理!やっぱ無理!冷静になんかなれない!!!
🖤「おぉ……」
まだ若干心ここにあらずなめめ
とにかくここから離れよう、と机の上に散らかした荷物をカバンに詰める
🖤「なにしてんの佐久間くん」
💗「わからん!!!」
自分でも何がしたいのかわからない
でもこれ以上めめの顔を見ていられない、と思った
💗「俺…俺トイレ行ってくるから!!!」
言いながら楽屋のドアに手をかけて、開いた隙間から廊下にすべり出た
🖤「荷物全部持って…?」
扉の向こうで呟くめめの声が聞こえたけど、そんなのに構っている余裕はない
廊下をバタバタと音を立てながら進み、角を曲がる
緊張がほぐれたのか足から力が抜けて
とすん、と地面に座り込んだ。
心臓爆発するかと思った…
膝を抱えて顔をうずめる。
今になってとんでもなく恥ずかしくなってきて、乱暴に頭をかきむしった。
あんなの知らねぇもん〜〜なんだよあれ〜〜〜
恐るべし目黒蓮。
恋愛耐性がない俺には刺激が強すぎた
第一に、男にキスされるの初めてだったし。
いやそんなこと経験する予定はなかったけど!!!
でもあいつ的にはただのスキンシップだった可能性も…?
そんなわけないだろ、と思いつつもそれ以外に理由が見つからない
あとキスする理由ってなんだ?好きだからとか?
めめが俺の事を……?
💗「いやぁ!ないない!!」
💙「何がないんだよ」
💗「どぉぅぉあ!?」
まさかの返答に驚いて視線を上げると
翔太が角からひょっこり顔を出してこちらを覗いていた
💙「こんなとこでなにしてんの?」
💗「え!?んやぁ、えっと…涼んでた」
俺の苦しい説明に翔太は少し眉をひそめたけど
撮影終わりで疲れていたのだろうか
💙「んー。次お前の番だぞ」
くるりと体の向きを変え、言葉少なに楽屋の方に戻っていった
💗「うーい…」
小さく返事を返した俺は、ひとまずスタジオへと歩き始める
まずいな…さすがに撮影に集中しないと
呼吸を整えて、考えをまとめようと努めてみるけど
経験値が無さすぎてなんにもわかんね〜〜〜
めめと俺って友達、っていうかメンバー同士だろ
恋人ってわけでもないし…
さすがにめめが俺のこと好きなんてありえないしな
やっぱり冗談だったんだろ、男同士のノリ?的なやつだろ、よくわかんないけど
とりあえず今は、1番簡単な考えに逃げることにした。
明日には何も無かったみたいに話しかけよう
多分そういうのは俺の方が得意なはず。
そしたら大丈夫、いつも通りに戻れる
まだ速いままの鼓動は聞こえないふりをして
よっしゃ!気を取り直して撮影頑張るぞ〜!!!
俺はいつもの笑顔を作ってスタジオのドアを開けた
to be continue…
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