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乳牛太宰書いた後、ノリで書いたやつ。
なんでも許せる人向け。太宰がにょたです。
結構アレかも。ほんと、何でも許せる人向け。太宰がすっごく可哀想。
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太宰が生産するのは「乳」でなく「卵」。
最高級の卵を一日にとある専用の液を膣内に流し込めば1日で五個ほどの卵(両手サイズ)を産卵する。
産卵する卵はちゃんとあっためて育てれば時期の子供が生まれてくる。
だから、太宰にとって卵とは愛しい我が子。
でも太宰は家畜。家畜として、産んだ卵は生まれる前に割られ、それは横浜中のスーパーで「高級品」として売られる。
太宰はその事実に毎日半狂乱で生きてる。
唯一の支えはいつも太宰の膣に液を流し込み、太宰の産んだ卵を回収する中也。
でも、中也が毎回卵を回収する時、「赤ちゃん、とっちゃいやぁ!」って太宰が泣く。
今まで太宰は幾つの卵を産卵してきたかわからない。一応数十個に一個は温められて次世代ように育てられる。
白い壁に囲まれたその部屋には、窓というものが存在しない。あるのは天井に埋め込まれた無機質な光源と、温度と湿度を常に一定に保つための通気孔だけである。そこで刻まれる時間は、外界のそれとは全く異なる法則に従っていた。
文豪の姓を冠したその少女、太宰は、寝台の上で虚ろな瞳を天井に向けていた。彼女が何代目の個体であるのか、それを知る者は管理官である中原中也のみである。だが、当の中原にとっても、その数字はもはや意味を成さないほどに積み重なっていた。彼女は、組織の利益を生み出すための、精巧な産卵器であった。
一日の始まりは、昼の正時に訪れる。中原は重厚な扉を開け、手慣れた手足で太宰の元へと歩み寄る。その手には、琥珀色の液体が満たされた巨大な針管が握られていた。太宰はその姿を見るなり、本能的な恐怖に身を震わせる。だが、彼女の抵抗は常に空しく、中原の強靭な腕によって容易に制圧されるのが常であった。
太宰の両脚は左右に割られ、冷たい金属の台に固定される。中原は無言で、彼女の最も秘められた場所へと、その琥珀色の魔薬を流し込んでいく。受精導入液と呼ばれるその液体は、太宰自身の生命力を糧として、胎内に巨大な卵殻を急速に形成させるための触媒であった。
「……あ、あ、……ああ、……熱い、……なか、……熱いよ……、中也……」
太宰は熱に浮かされたように喘ぎ、寝台を濡らす。液体が子宮に充填されるたびに、彼女の腹部は妊婦のように不自然に膨らみ、脈動を始める。導入液に含まれる芳香成分が部屋に満ち、太宰の意識を蕩けさせていく。中原はその様子を、感情を排した瞳で見つめていた。彼にとって、この作業は朝の洗面と同じ、単なる日課に過ぎない。
処置が終わると、太宰は廃人のように横たわったまま、自らの腹の中で命が膨れ上がる不気味な感触に耐え忍ぶ。導入液は彼女の体組織を強引に組み換え、わずか一日で、両手で抱えるほどの大きさの卵を五個も作り上げる。その過程で太宰が受ける肉体的、精神的負荷は計り知れないが、組織にとって彼女は、あくまで使い捨ての資材であった。
翌日の昼。太宰の腹部は、皮膚が破けそうなほどにまで張り詰めていた。五つの巨大な塊が、内側から彼女の臓器を圧迫し、肋骨を押し広げる。太宰は脂汗を流し、苦悶の声と共に、自らの内側を抉り出すような産卵の苦しみに直面していた。
「……ん、……んんん、……ああ、……出る、……出ちゃう……っ!」
産卵用の椅子に固定された太宰の股の間から、真珠色の輝きを放つ巨大な卵が、一つ、また一つと産み落とされていく。殻の表面には、太宰の体温を宿した粘液がべったりと付着し、生々しい獣の匂いを放っていた。中原は傍らに立ち、産み落とされたばかりの卵を、手際よく布で拭い、衝撃吸収材が敷き詰められた箱へと収めていく。
すべての産卵が終わったとき、太宰の意識は朦朧としていた。彼女は震える腕を伸ばし、中原が持ち去ろうとする卵の箱へと縋り付く。
「……待って、……お願い、……返して……、中也……。わたしの、……わたしの赤ちゃん……。連れて行かないで、……独りにしないで……っ!」
太宰の叫びは、悲痛な祈りであった。彼女にとって、腹を痛めて産み落としたその卵は、過酷な監獄生活の中で唯一、自分の分身とも呼べる愛おしい存在であった。だが、彼女はその「愛」が、明日には市場で高価な食材として消費されるという現実を、まだ知らない。
「……諦めろ。これは、お前の持ち物じゃない」
中原は冷淡に太宰の手を振り払い、卵の入った箱を抱えて部屋を出て行く。太宰は床に崩れ落ち、失われた重みを惜しむように、自分の虚ろになった腹を抱きしめて泣き続けた。中原はその泣き声に耳を貸すことなく、重厚な扉を閉ざし、鍵を下ろす。
これが、あの日スーパーの棚で見た白い瓶へと繋がる、太宰の二日周期の日常であった。産まされては奪われ、奪われてはまた産まされる。その無限の円環の中で、太宰の精神は確実に摩耗し、透明な絶望へと近づいていた。
中原は、管理室の椅子に深く腰掛け、煙草を燻らせながら、監視画面に映る泣きじゃくる少女の姿を見つめていた。彼の表情には、哀れみも怒りもない。あるのは、ただ一つの仕事を終えたという、無機質な充足感だけであった。
太宰がどれほど泣き叫ぼうとも、明後日の昼には、また琥珀色の液体が彼女の胎内を焦がすことになる。そして彼女は、失った赤ちゃんの代わりを求めるように、その熱を受け入れてしまうのだ。この白い部屋の空気が、彼女を狂わせているのか、それとも中原という男の存在が、彼女をそうさせているのか。
中原は、吐き出した煙が天井へと消えていくのを眺めながら、次の収穫までの時間を逆算していた。彼にとってもまた、この地獄は終わりのない日常の一部であった。
・・・なんか、試しに中也のこと「中原」呼びにしてみたけど・・・違和感しかないね。