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テラーノベル(Teller Novel)
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───緑色目線

何で俺が売られなくちゃいけないんだろ、そう思っていた

俺は1億で買われた、その時は、馬鹿だな、コイツ、俺にそんなに金かけてもなんも帰って来ないしなんにも出来やしないのに、

なんて思っていた

どうせコイツもすぐ捨てるんだろって、どうせコイツも俺の気持ちなんて…って思ってた

でも、何でだろ、初めて人の暖かみを知った気がする

「みどり」

って呼ばれた時、何だかポカポカした

俺に優しくしてくれた、人外だって、仲間だってコイツは言っていた、嬉しかった


俺は所詮1000年ほどしか生きていない、なのに、だから、7000年ほど経験を積んだコイツは優しくしてくれたのかな


そんな青い彼は

「散歩に行く」

って言って城を出ていってしまった


サミシイ






───らっだぁ目線

…どこ歩いても面白いものが無い、もう知り尽くしちゃった…7000年くらい生きてたらそりゃあなぁ…


「───!」

「──────」

お?


?????「お前ッ!何してんだよ!ボコッ」

モ「カハッ」


うわーッ喧嘩中?ヤバそう見た感じ可哀想なのはあっちの黒い髪の子…?いや、黄色い髪の子…か

なんだろ、いじめ?…だけじゃない、あの子、

?????「お前ッ何でッ!ボコッドカッ」

?????「何でッ何で殺す必要があるねんッ!」

大切な人を殺された上いじめられ虐待された感じだ…!

ら「ジーッ」

?????「そこのお前は何や」

ら「ビクッ!!??」

気づかれてしまった、めんど

ら「あ、えっと」

ら「か、可哀想だな…って」

?????「は?」

そらそうだよな、突然知らない人に見られて可哀想なんて言われちゃ

?????「カツ、カツ」

ら「!?」

ら「君、人外?」

?????「ッ!ヒュッ」

ら「パシッ俺も、ッ俺、モ人外!」

?????「…え?」

ら「ほら、おいで、辛かった…よね」

ら「俺、らっだぁ、もし良ければなんだけど、俺の家来る?」

?????「…うん」

そう言うと、黄色の彼は泣いていた

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