テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
渡辺「阿部さんごめんなさい、紅茶なんか出してもらって…」
阿部『いいんですよ』ニコッ
宮舘「むぅ……っ」
阿部『こら、拗ねない』
宮舘「ふん!」
渡辺「ふははっ!笑笑」
俺は今社長室にお邪魔している。阿部さんの計らいで少し3人でお話しようとのとこだ。
渡辺「ふぅ…それでお話とは」
阿部『え?あぁそんな大層な話ではありませんよ笑、ただ社長のお話相手になってくれればと』
渡辺「社長の?」
宮舘「ねぇそれ俺が子供って言いたいの?阿部辛辣。」
阿部『実際そうでしょう?』
宮舘「!歳の話はいや!」
阿部『はいはい‥』
渡辺「?社長は何歳なんです?」
宮舘「……、、~、な…、な……」ボソッ
渡辺「え?なんて…」
阿部『やれやれ…社長、まだ17なんです』
渡辺「じゅッ!?じゅうななっ!!?」
阿部『正確には18の歳ですね。社長のお父様…元社長が病で倒れ、そのまま』
渡辺「うわっ…大変……」
阿部『旦那様は継がせる気はなかったようですが、奥様が反対しまして…』
『なくなくやるしかなくなって』
渡辺「…阿部さんが継ぐと言う話はなかったのですか?」
阿部『…元々、そのはずだったんです。でもやっぱり奥様は信じてくれず涼太さんが跡取りに』
渡辺「そう…だったんですか」
17と聞いて驚きがまだ隠せない。まだ成人とも言えないしそれに高校生で……あれ?高校は??
渡辺「社長、高校はどうなさったのですか?」
宮舘「……中退だよ」
渡辺「…は?」
宮舘「俺…辞めたくないって言ったのに…っ」
「駄目ッて言われて…辞めたの…ウルウルッ…(涙目」
阿部『涼太さん…泣かないで』
ナデナデ…
渡辺「………」
まだ子供の彼は、泣くほかないだろう。17で会社を継いで、しかも高校は無理矢理辞めさせられた?その母親に反吐が出る。
渡辺「社長…泣かないでください。大丈夫、貴方は立派です。」
宮舘「…グスンッ…グスッ……しょ…ぅたっ」
渡辺「…クマがひどいですね。寝てますか?」
宮舘「…」
阿部『この頃、眠れない日が続いているようで…中々寝れないと…』
渡辺「…よし!俺が抱っこしてあげます!」
宮舘「……ぇ?」
渡辺「人肌に触れたり、身を任せたりすることはは自分の心を安定される1つの材料です!」
「よいしょっ…と」 (抱
宮舘「んわっ!…やだぼく重たい…」
渡辺「何言ってるんですか!?全然軽いんですが!?」
阿部『ご飯も食べてませんね…』
渡辺「ご飯は食べましょう?1人で食べるのがさみしいなら阿部さんと俺が一緒に食べます!」
宮舘「んぇ…?でも、あべも翔太も忙しいでしょ…??」
渡辺「俺結構仕事早い方なんで!ほら、一緒に食べましょ?」ニコッ
宮舘「……あべ、は?」
阿部『ふふっ笑、誰が一緒に食べれないと言いました?』
宮舘「!…じゃ、じゃあ俺がお弁当作るっ…!いい?」
阿部『もちろん!久し振りに涼太さんのご飯食べさせて下さい!』
宮舘「!やった…!翔太のも俺が作るねっ」
渡辺「俺まで?いいんすか?」
宮舘「うん!一緒の食べよ!」
渡辺「はい!…てか料理できるんすね」
宮舘「うん、できるよ?」
阿部『ちなみに、涼太さんのご飯プロ並みです。冗談抜きで本当に上手いです』
渡辺「……マジ?めっちゃ食いたい…」
宮舘「翔太のはたくさん作ってくるね…? 」
渡辺「マジ?やったぁ!笑笑」
宮舘「んふふっ!笑」
阿部『ふふふっ笑笑』
コメント
2件

舘様社長、17歳って😱😱 若すぎ〜🫣🫣
社長が若くて大変🥺 翔太支えてあげて欲しい 阿部ちゃんさすがです ゆり組の側には😌😌😌