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烏野高校

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烏野高校

24 - 第24話

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2024年07月28日

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『はぁ、はぁ、』

もう何分走っただろうか、私は息が荒くなってきていた。

そんな私を見て、菅原さんが声をかける。

「おい、西川無理すんなよー!」

『っ…、はい!』

(練習私もやるとか言わなきゃ良かったー!)

過去の自分を悔いながら、前を向く。


『あ、あれ?ちょ、日向ー!』

影山さんと張り合ってムキになったのか、日向が変な方向へ走っていってしまったのだ。

『ちょっと探してきます。』

私はまずいと思い、追いかけることにした。


レ( `ᾥ´  )ヘ三   トトトトト


(ここら辺かなー、?)

(あ、いた!)

角を曲がったところから、誰かに話しかけている日向が見えた。

(ちょ、何してんの日向)

私は話しかけれそうになくて、その角から日向を見ることにした。

「〜〜!」

「〜〜〜。」


(んー、何話してんのかは聞こえないけど、)

(そろそろ連れ戻さなきゃ、)

そう思って私が角から体を出した途端、金髪の人が同じジャージの人に連れていかれる。

(あ、良かった。)

私は小走りで日向に近ずいた。

『おーい、日向!早く来なー!』

「あ、西川!ごめんごめん!」

日向と戻っている時、さっきの赤いジャージの人たちを思い出していた。

(あの人達…どっかで…)

・・・

もうちょっとで音駒との練習試合!私は興奮しながらバスから下りる。

(あ、、もういる。)

どうやら私たちより先に音駒高校は着いていたようで、既に列になっていた。それを見た私たちも、急いで横に並ぶ。

「お願いします。」

挨拶をして、私は音駒の人たちを1人づつ見ていく。


(わ…あの人でか〜、)

相変わらずでかい人を見つけては少し落ち込んだが、すぐに体育館へ向かうみんなの背中を追った。

・・・


試合してます。書けなくてごめんなさい。

いつか書けたらいいなあ〜、

主より

・・・

『今日も疲れたぁー!』

私は水場でドリンクを洗いながら、大きく弱音を吐く。

「あっ」

『え??』

少し遠くから声が聞こえて私はふりかえる。

(あ、音駒のジャージ。金髪の人だ。)

(なんかゲームしてる?)

私はこっそり覗くと、ゲーム機には【GAME OVER】の字が映し出されていた。

「ああ〜、」

その人が落ち込んでいるのを見て、私はやっと理解する。

(もしかして、邪魔しちゃった?!)

『ご、ごめんなさい!!』

「ビクッ」

『あ、驚かせちゃって、、。』

『私、烏野の1年です。』

「ああ、うん、知ってる。」

『?  私の声邪魔でしたね、、。すみません!』


『ていうか!そのゲーム、△△ですか?』

「知ってるの、結構マイナーだけど。」

『はい。ゲーム大好きなんです!』

『そのボス強いですよね〜』

「うん、、全然勝てない。」

『もし、良ければ私やりましょうか?』

「ええ…。」


金髪の人はあからさまに嫌な顔をしたが、一応許諾してくれた。

「でも、多分無理だよ。」

『頑張ります!』

ゲームオタクだし!頑張るぞー!

・・・

『、やった〜!』

私は1度目でボスを倒すことが出来た。

「ええぇ、まじか。」

『えへへ〜』

「ちょ、俺もやる。」

『はい!』

満足したところでドリンクの片付け途中だと気づく。

(やばやば。)

(集中してるし、声掛けないでおこ。)

私は急いで水場に向かう。

が、金髪の人に腕を掴まれる。

『え、あの、どうしました?…えーと、』

「研磨。」

「もうちょっとここいて。」

『どうし…』「おーい!研磨ー!」

声が遠くの人にさえぎられる。

(あ、あの人主将の…)


その人は私たちの近くまで走ってきた。

「研磨ー、集合かかってんぞー。」

「ん。すぐ行く。」

『あ、私っ、行きますね!』

「…あ〜、お嬢さん。お名前は?」

『え私、は、西川ゆりです。』

「へぇ〜、烏野のゆりさんね〜。」


「じゃ、またね〜」

私は混乱していたが、またと言われたのでその場を走って後にした。

(なんだったんだ…)

<続く>

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