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自分ってさ、本当に周りに迷惑かけるよね。
それでさ、何度もボスに怒られて、それでも何度も繰り返してしまうんだ。
ちょっとのミスもしてはいけないのにな。
ちゃんと問題を起こさないように気をつけてるつもりなのになぁ…
自分って、本当にここにいるのかな?
いっその事、ここから逃げようかな?
どうせここにいても、皆に迷惑かけるだけだし。
堕夜「いい…よね?」
ずっと今まで頑張った。それでも、前からなんも変わってない。
ただ、その「なんも変わってない自分」が嫌いになった。
自分が自分を愛せないって、どうだろう。
どう、思われてしまうかな。
ずっと、俺はボスに必要にされてたいし、ずっとボスのとこにいたい。
ずっとMOZUのみんなと居たいし、離れたくない。
そう思ってても、迷惑をかけてしまうなら、別にそんな思いはどうだっていい。
それで皆が良いのなら。
どこかに消えた、警察官のように、そっと消えようかな。
きっとそれがいい。
それで、誰にも邪魔されないから。
今までの僕の行いのせいで、何度もボスを困らせたし、怒らせた。
僕のせいで、みんなまで困らせた。
そのくせ、人に頼れないんだ。 それで、ボスを困らせてしまって。
そんな僕でも、優しい言葉をかけてくれた。
ボスは、僕の中でも「世界一優しい」と、思ってる。
こんな僕がいても、意味が無い。
想いがあっても、僕がいたら、意味が無くなってしまう。
堕夜「ただ、生きてるだけじゃ、生きてる意味がない。
ただ、あなたに忠誠を誓っても、守れなきゃ意味がない。」
キミトス「なぁ、堕夜何してんの?」
堕夜「僕は…ただ単に外を見ているだけですよ。」
キミトス「なら…いいんだけど、今にも消えそうな表情でさ。」
堕夜「そう…ですか」
キミトス「またなにか抱え込むなよ?頼ってくれてもいいんだから。」
堕夜「いえ、悩んでなんかないですよ。」
キミトス「…そう…か…」
なんで僕の事を心配してくれてるのか分からないや…
ただ、迷惑をかけてばかりの僕にも、心配してくれて、やっぱり、MOZUのみんなは優しいなぁ。
犯罪をした日々も、歪み散らかして、笑われた時も、僕を慰めてくれた時も
全部が今は懐かしく思ってしまうな。
最近はあんまりみんなと関われてないし、犯罪だってしてない。
そういえば、ここ最近は独りばっかの時の方が多いかも。
堕夜「…俺は…知らぬ間に、ひとりを望んでたんだな。」
きっとそうだ。そうに違いない。
なら、どこに逃げる?
あ、そうだ。868のレダーさんのいるロスヨントスに行く?
もしくはジャパンに帰る?
いや、ジャパンは…
せっかくなら、交流のある人がいる街の方がいいよね。
そう考え、車を出し、乗って、エアポートに向かう。
堕夜「あ、置き手紙でも…」
いや、メールでいいや。
…あの頃は本当に楽しかったなぁ…みんなで笑って、喋って、食べて…
思い出すだけでも、泣きそうになってしまう。
けど、そんなのは堪えて、車を走らせる。
堕夜「ふぅ…着いた。」
堕夜「メッセージ書くか。」
『MOZUの皆さん、今までこんな僕をMOZUとしても見てくれてありがとうございます
そして、今まで沢山迷惑をかけて、ごめんなさい。今までの事はすごく反省しています
だけど、反省していてもいつまで経っても変わらない自分が嫌になってきました。
それで、これからは別の場所で暮らして自分を見直していこうかと思います。
なので、当分皆さんには会えないでしょう。でも自分見直しが終わった頃には、皆の横に並べていると思います。期待して待っててください!
ですが、悲しまないでください、必ずいつかは帰りますので、安心してください。
それではまたいつか会いましょう。さようなら、MOZUの皆さん。』
堕夜「書けた。まだ送信しなくていいや。」
その後は手続きを終えて〜
堕夜「メッセージ送ろ。」
送った後に、すぐに誰かの返信が来た。
ボスと、キミトス先輩だった。
その後に、一件、また一件と返信が増えてくる。
そんなに、僕を仲間として見ていてくれてたの?
堕夜「っ…違う、嘘だ。嘘に決まってる」
そういい、自分を騙して、一歩と飛行機に近づく。
その前に、荷物を預けた。これで、みんなの事なんか気にしなくていい。
メッセージの返信としては、
キミトスさんは、「なんであの時に言わなかったんだよ!」
ボスは「堕夜、戻ってこい。お前も大切なんだ!」
ナタルさんは「な、何があったの?離れるのは嫌だよ?」
とかだった。
ただの心が苦しくなるだけだった。
もう、ここまで来てしまっては戻れない。
さぁ、行こう。僕の次の街へ。 その時には思い出語りもしよう。
堕夜「それでは、ロスサントス。」
だんだん、高度か上がっていく。
これからはどんな暮らしをしようかな。
今度はいつ戻ろうかな。
いや、本当に戻るのかな。
雲が見えて、何も見えなくなった頃、眠くなって、瞼を閉じた。