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2件
これ読むたびに思うけど…この世界見てみたい… らっだぁマジで何歳なんだ?もしかしておじいちゃn((((殴
空中都市を出て、一日目。
「……どこまで歩くんすか」
「次の街まで」
「乗り物とか無いんすか」
「あるよ〜」
思わず顔を上げる。
「あるのかよ」
「でも徒歩で十五日分くらい先」
「歩いた方が早いじゃねぇか」
らっだぁが吹き出す。
風が吹く。
振り返ると、空中都市はもう小さくなっていた。
逆さまの塔だけが、空の向こうで淡く光っている。
「……助けた世界って、ああなるんすね」
「そうだね」
らっだぁは立ち止まらない。
「また誰かが住める世界になる」
そう言って、少しだけ間が空く。
「……住む人がいれば、だけど」
その一言が風に溶けた。
しばらく沈黙が続く。
砂を踏む音だけが響く。
やがて、沈黙に耐えきれず口を開いた。
「らっだぁって」
「んー?」
「⋯何歳なんすか」
らっだぁは少し考えてから、首を傾げた。
「忘れた」
「……は?」
「旅してたら日付とか分かんなくなるからさぁ」
「そんなことある?」
「あるある」
何百年旅してるんだ。
思わず呆れて息を吐く。
「じゃあ誕生日は?」
「それも忘れた〜」
「忘れすぎだろ」
「今度祝ってくれたら、その日が誕生日でいいよ」
「適当…」
らっだぁは楽しそうに笑った。
その笑顔を見ていると、ふと思う。
この人は、何年、こうして旅を続けているんだろう。
何度、こうやって世界を救ってきたんだろう。
何人、俺のような人間を見送ってきたんだろう。
「……らっだぁは、」
「ん?」
「疲れたりしないんすか」
その問いに、らっだぁは少しだけ空を見上げた。
今日も快晴だった。
「するよ」
あっさり答える。
「でもさ、」
風が吹く。
青い羽織が揺れる。
「綺麗な世界を見ると、また歩きたくなるんだよね」
その言葉は、誰かに聞かせるためのものじゃなく。
自分に言い聞かせるみたいだった。
何も言えない。
代わりに前を見れば、どこまでも続く道。
その先。
え び ふ ら い
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こにゃ
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#らっだぁ運営
青槍 未来
115
地平線の向こうに、何か白いものが見えた。
「……あれは」
らっだぁも足を止める。
「あぁ」
小さく笑う。
「ここは、春が終わらない世界だね」
目を凝らす。
真っ白だった。
雪。
いや、違う。
白い花だった。
見渡す限り。
世界中が、白い花で埋め尽くされている。
風が吹くたびに、花びらが空へ舞う。
まるで雪が降っているかのように。
思わず息を呑む。
「……綺麗」
その一言しか出てこなかった。
らっだぁは、いつもの笑顔を浮かべる。
「じゃあ、行こうか」
らっだぁが歩き出す。
白い花が揺れる、次の世界へ向かって。
NEXT=♡1000