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めだちゃん
130
#BL
タロ
2,389
褒められられてないのは知ってる
だから、ほめ殺し作戦だ
幼稚と思われるかもしれないけど、
ぶっちゃけそれしか思いつかない。
それに、俺は彼に合わせてだいぶセーブしてる節がある。
愛なんて毎日全力で伝えたいし、もっと言えば触れ合いたい。
でも、彼は触れられるのをあまり好ましく思わないらしい。自分からは触れてくるのに、
ずいぶん勝手だ。なんか猫みたいだなーなんて思ったり。
と、いうことで。
今回は制限なくぶつけていこうと思う!
思い知れ俺の思い!そして曝け出してくださいね。ダテさんの全部。
俺は1人、ニヤニヤと上がりきったままの口角を手で隠しながらラインした。
「久しぶりに俺の家で飲みませんか」
数十分後には快諾のラインがとどいて
小さく、勢いよくガッツポーズをする。
その目は意地悪く光っていた。
-目黒宅にて-
夜11時を回る
俺が何か企んでるかなんて夢にも思っていないダテさんは、手土産にワインとそれに合う手作りのおつまみも持ってきてくれた。
「え、めっちゃうまそう。うれしい」
そういうと、ダテさんは笑って
「ちょっと作ってきただけだから。目黒の家にあるおつまみの方がいいかもしれないけど笑」
ほら、すぐ謙遜する。
少し気に入らない。彼は堂々としているけど謙虚で、たまに謙虚すぎるとさえ思うのだ。
「そんなことない。ありがとうダテさん」
真剣に彼の目を見つめてみる。でも
「ふふ、ありがとね。じゃあお邪魔しまーす」
いつもの流れだ。いつもの如くうまくかわされる。
だがまあ、今日に限ってはその限りではない。
「‥楽しみだなあ」
彼に聞こえないくらいの声で呟く。
嬉しそうにダイニングテーブルに手土産を並べる彼をみて、無意識に目を細める。顔が緩んでしまう。そんな顔を見せたら悪巧みがバレてしまいそうなので、頑張って通常モードまで
表情を引き伸ばし、鍵を閉め、彼のいる部屋へと向かった。
コメント
1件
いや〜、第2話も最高だったわ!「ほめ♡♡♡作戦」って発想がもう愛おしいし、ダテさんの「謙遜しすぎ」「猫みたい」って分析にめちゃくちゃ共感した。最後の「鍵を閉め、彼のいる部屋へと向かった」で一気に不穏な期待感が高まって、続きが気になりすぎる🔥 ぬぬまめさんの書く主人公共の距離感のじれったさがたまらん!