テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
28,024
102
独ソ不可侵条約
⚠️
・政治的な意図はありません。
・ナチソです。
・この話ではソ連は愛されません。
・史実を元にしていますがあくまで二次創作です。
ーーナチス視点ーー
俺の名はナチス・ドイツ。
突然だが、俺は 今ソ連という男を抱いている。
俺とこいつは対立していたが、互いの利益の為交際(独ソ不可侵条約)を始めた。
俺は利益の為仕方なく関係を結んでいる。
それなのにこの男は俺の甘い言葉を社交辞令とも知らず鵜呑みにしている。
まったく馬鹿な奴だ。
今も俺の下で耳障りな嬌声を漏らしている。
グチュグチュという卑猥な水音が部屋に響く。
「好きだ。ソ連、、、」
腰を打ち付けながら微笑む。
「んぁっ♡ナチっ、、、俺も、」
腰の動きを止めないままディープキスをする。
ジュルッジュッレロチュプ♡
「、、、っは、んぅ//はぅ、ナ、、、チ、」
ぷはっと息を吸いより激しく腰を打ち付ける
「、、、出すぞ。」
ビュルルッッ
「ん”っ♡⁉︎」
ビュルルルルル〜♡
数分間、はぁはぁと互いに息をして抱き合う。
なんとか出せたな。
「愛してる、、、ソ連。」
そう囁くと小さく「俺も、、、」と言ってソ連は眠りに落ちた。
こいつは駒だ。
我が祖国が国際社会で有利に働けるようにするための。
はぁ、やっと終わった。寝れる。
、、、最近は毎日こんな感じだ。いつ終わるのか、
総統はそろそろだとおっしゃっていたが、、、
ーーソ連視点ーー
俺はナチスが好きだ。
ずっと対立していたから最初は嫌いだった、
でも、付き合ってみてから意外と気さくで優しいということがわかった。
細かいところに気を配れて話し上手。
俺には勿体無いくらい素敵な彼氏だった。
だから日に日にナチに惹かれて気付けば本気で好きになっていた。
今日も自分からナチスの部屋に行って誘った。
いつも通りナチは優しく出迎えてくれて何度も好きだと言ってくれた。
初めてだった。こんなに人から愛されたのは
いつも俺は邪魔者・厄介者扱い。俺が社会主義国家だから。
当然と言えば当然だ。
しかしそれでもナチスだけは俺に好きだ、愛してる、と言う。
涙を必死にこらえ、その言葉に答える。
ナチスから愛液を注がれ背がのけぞる。
側から見たら無様で滑稽かもしれない。
でももうそんなことどうでもいい。
今だけはこのナチス・ドイツに全てを晒し、身を委ねたい。
「愛してる、、、ソ連」
そんな言葉が薄れゆく意識の中で聞こえてきた。
「俺も、、、」としか返せなかった。
そのまま意識を手放し眠りに入った。
あぁ、こんな日々がずっと続けば幸せだろうな。
でも、そんなことは絶対にないのだ。
なぜなら我々は敵同士だから。
いつかナチは俺を裏切るだろう。
分かっている、分かっていても願わずにはいられない。
どうかこのまま愛し合えないだろうか、、、
ーーナチス視点ーー
今日は総統から緊急招集があった。
俺はついにか、と招集内容を察しながら総統の元へ駆けつける。
内容は案の定。ソ連に奇襲を仕掛けるというものだった。
内心ホッとしながら真剣に話を聞く。
やっと奴とおさらばできる。
計画はこうだ。
まず俺がソ連をデートに誘う。
そのままいつも通りに過ごし油断させる。
そこを俺が叩く。
単純だった。
しかし、いくらソ連でも奇襲を受ければただじゃ済まない。
さらに我が国の技術・軍事力を持ってすればモスクワを陥落させるのにもそう時間はかからないだろう。
早速俺はソ連の部屋に向かい、デートに誘う。
何も知らないソ連はノコノコついてきた。
昼を一緒に食べ、少しずつ人気のない場所へ誘導していく。
「ソ連。お前星好きか?」
ソ連が星好きというのはリサーチ済みである。
「、、、よく知ってるな。」
そう微笑むソ連にすかさず
「ちょっとお前の周りの人に聞いてみたんだよ。ソ連の好きなものは何かって。」
すると心底嬉しそうに「興味持ってくれたのか、、、俺に、」と笑う。
興味あるのはお前の領土だ。お前には興味ない。という内心を抑え込み、目的に向かって話題を展開する。
「俺星が綺麗に見えるとこ知ってんだ!滅多に人来ないけど、穴場なんだぜ。」
そんな危ない話に目を輝かせながら食いついてくる。
俺たちは手を繋いで丘へ登って行った。
馬鹿だなぁ。
ーーソ連視点ーー
ナチにデートに誘われた。
よくナチはデートに誘ってくれる。
今日も突然家に押しかけては「飯行こう!」昼飯を食っては「星見よう!」と言い出す。
いつもこんな感じでプランを考えているんだかいないんだか分からないデートだ。
そんなところが彼らしくて好きだった。
丘に行く前、トイレに立った時イギリスとばったり出会った。
「探しましたよ。」
俺は無視しようとしたが、イギリスに声をかけられてしまった。
「ソ連。ナチスとデートするのはもうやめなさい。」
突然のことで意味がわからなかった。
「は?」
俺が怒り半分、困惑半分の返答をするとイギリスは、
「ナチスは貴方に奇襲を仕掛けようとしています。」
「、、、」
分かっていた、ナチスに都合のいいデートプランであったことぐらい。
星の話が出た時点で既に察していた。これからどう切り抜けようかと考えていたところだ。
だが、もう考える必要は無くなった。
「俺とナチスの関係を壊して何がしたい?」
そうだ。イギリスはきっと俺とナチスとの間にいざこざを起こさせ、独ソでまた対立したところにイギリスが割って入り、ドイツと組むつもりなんだ。
そして俺を2国で潰そうと。
イギリスは俺の考えを察して少し慌てて訂正する。
「ドイツに送ったスパイから情報があったんですよ。ドイツが貴方に奇襲を仕掛けるって。」
「誰がお前のいうことなんざ信じるか。三枚舌野郎。」
そう吐き捨てトイレを後にした。
イギリスから見ると、我々は手を組まれると厄介な存在ということ。
ならば、同じくイギリスと対立しているナチが俺を裏切るわけがない。
ナチは俺を裏切らない。
そう考えると心がフッと軽くなった。
「ナチ、お待たせ」
コメント
5件
あー、、最高……
第1話、読み終えました。二つの視点で描かれる温度差が切なくて、胸が締め付けられました。ナチスの「駒」という冷めた本音と、ソ連の「初めて愛された」という純粋な喜びの対比が、歴史の皮肉としても残酷で…。星の話を調べてきたと聞いて「興味持ってくれたのか」と微笑むシーン、もう泣きそうになりました。この先、バルバロッサ作戦のことを思うと苦しいですが、続きが気になります。