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季節が巡り、しのぶのお腹はふっくらと、その中に宿る命の重みを主張するようになっていました。かつての鋭い隊士の面影は影を潜め、今の彼女はどこか柔らかく、神々しいまでの慈愛を纏っています。しかし、その艶やかさは増すばかりで、童磨の独占欲と情熱を以前にも増して煽っていました。
「しのぶちゃん、苦しくないかい? 少しでも痛かったらすぐに言ってね」
夜の帳が降りた寝室で、童磨はしのぶを横向きに寝かせ、背後から包み込むように抱き寄せました。大きくなったお腹を圧迫しないよう、慎重に、それでいて離したくないという執着を込めて。
童磨の大きな掌が、しのぶの膨らんだお腹を優しく撫でます。すると、中からポコりと小さな胎動が返ってきました。
「ふふ……元気な子ですね。お父様の声が聞こえたのでしょうか」
しのぶは、自分の腹部を愛おしそうに撫でる彼の手に、自分の手を重ねました。
「ああ、可愛いなあ。君に似て、きっと気が強い子になるよ。……でもね、しのぶちゃん。この子が愛おしいのと同じくらい、僕は今の君に耐えられないほど欲情しているんだ」
童磨の掠れた声が首筋をくすぐり、しのぶの肩が小さく跳ねました。彼はセーターの裾をゆっくりと捲り上げ、露わになった豊かな胸元と、はち切れんばかりに膨らんだお腹に、熱い口づけを落としていきます。
「……っ、童磨、さま……。こんな体になっても、私を求めてくださるのですか?」
「当たり前じゃないか。今の君は、世界で一番美しい。この膨らみさえも、僕たちが愛し合った証なんだから」
童磨は、しのぶの片脚をそっと持ち上げ、結合部へと自身を導きました。お腹の赤ちゃんを驚かせないよう、いつもよりずっとゆっくりと、慈しむように。
「あ……っ、んん……っ」
しのぶの秘部は、妊娠によるホルモンの影響か、以前よりもずっと敏感で、熱く、彼を迎え入れる準備を整えていました。ゆっくりと、けれど確実に最奥まで達する感覚に、しのぶは心地よい重圧を感じて吐息を漏らします。
「はあ……っ、すごい……。中が、今まで以上に熱いよ……。しのぶちゃん、僕を受け入れてくれてありがとう」
童磨は激しく腰を振る代わりに、深く、深く押し込むようにして彼女を愛しました。しのぶもまた、彼の背中に回した腕に力を込め、耳元で甘い喘ぎ声を奏でます。
「あ……っ、いい、です……。あなたの熱が、私と……この子にまで、伝わってくるみたい……っ」
二人の鼓動が、お腹の中の小さな鼓動と重なり合い、部屋にはこの上なく幸福で濃密な空気が満ちていきました。
何度も優しく、けれど情熱的に繰り返される結合。絶頂を迎える瞬間、童磨は彼女のお腹を優しく包み込みながら、その内側に温かな愛の証をたっぷりと注ぎ込みました。
「愛してるよ、しのぶちゃん。君も、この子も。僕が一生、この手で守り抜くからね」
行為の後、童磨はしのぶを抱きしめたまま、彼女のお腹に耳を当てて幸せそうに微笑みました。しのぶは彼の髪を優しく撫でながら、満たされた心で再びまどろみの中へと沈んでいくのでした。そこには、過去の因縁など微塵も感じさせない、ただ一つの家族の愛の形がありました。
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