テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
死戻編(死に戻り編)
♯1
【炎死】
1963年(昭和38年)
3月26日
「うわあああ!!!」
絶叫する。
私は、抵抗する。
男は拳で、何回も腹を殴って来た。
「いやぁぁ!!死にたくない!」
本当に必死に抵抗する。
足で蹴りをかまし。
男から、鼻血が出る。
「あぁ!!殺してやる!!殺す!殺す!殺してやるぅ!!」
男の拳が、私の顔に当たる。
血が、ダラダラ溢れる。
「いやぁ!!!!」
私は、殴られた事に、怒り、机をその男に、放り投げる。
ゴン!っと、すごい音がなった。
「ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”」
男が絶叫する。
男が錯乱したように、オイルをぶちまけた。
「やめろぉ!!!」
警察が、遠くから、叫んでいる。
「うるさい!うるさいうるさい!!」
男は、ライターをつける。
次の瞬間には落ちて大炎上。
待ったなしの、状態。
「いやぁぁ!!」
私は、走った。
そいつを、殺すため。
「ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”」
男が絶叫して、すぐにしゃがみ、ライターをオイルに当てる。
その瞬間、燃え上がった。
建物は、崩れた。
「いやぁぁ!!」
身体が、燃える。
焼け上がり、火傷になる。
内蔵が、ちぎれる。
「痛いぃ!!」
息が、できない。
言葉も発せなくなった。
そして、私は前を見ると、男は、もう、身体が灰になっていた。
「ぁぁ…」
ケホケホと、咳が出る。
身体が、痛い。
喉も、腫れ上がっている。
私も、もうじき…死ぬ。
「ま……だ…し…しに…死に…っ…た…っく…」
私の、目の前は白くなり。
意識が、どきれていく。
私は、死んだ。
────・・・────
1963年(昭和38年)
3月1日
私は、目を見開き、体を起こした。
「はぁ…はぁはぁ…」
呼吸がしずらい。
カレンダーと時計を見る。
時間が戻っている。
「…も…戻ってる…」
私は、急いで階段を降りて、襖を開けた。
そして、ベランダを見て叫ぶ。
「なんで!…なんで私がこんな目に遭わなきゃいけないんだよ!!」
私は、叫ぶ。
また、やってくる。
あいつが、転校生が。
私は、いつものくせで、ドアを開けてしまう。
これは、自分でも、わかっているが辞められない。
叫んだあと、母親が怒鳴ってきた。
「うるさーい!!あんたは、おはよう!!の挨拶も、できないの!?」
私は、何故か腹が立った。
これが反抗期の、効果なのだろう。
「うるせぇんだよ!クソババア!」
私は、思わず叫んだ。
すると、父親の足音が聞こえた。
「っ…!」
襖が、開いた。
父親が、ドスドス近付いてきた。
「母親に対し、言う言葉が、それか!!!このバカモンがぁ!!!」
父親が、私の頬を叩いた。
「がはっ!」
1m吹き飛んだ。
「次は、きちんと気をつけろ!」
父親は、出ていき、また部屋で2度寝しにいった。
「うっ…」
頬がヒリヒリする。
奥歯がガタガタしたかもしれない。
「…一旦冷静になろう…そうだ、冷静にだ…」
1度、自分を見返す。
「私の、名前は、空崎璃音
14歳、中学2年生…」
私は、自分を自分に自己紹介し…
冷静になる。
「ふぅ…落ち着いた…」
心が落ち着く。
【状況整理】
私は、転校生に殺された。
そして、何故だか、前の時間に飛んだ。
「ふぅ…こんなところかな…」
紙に書き留める。
「…次は、計画をねって、死なないようにしないと…」
私は、次こそ、死なないために計画を練るので、あった。
コメント
1件
いやあ……冒頭の燃えるシーン、すごく生々しくて一気に引き込まれました。時間が戻った後の家庭でのやりとりも、璃音の置かれてる状況の過酷さが伝わってきて胸が痛みました。「次こそ死なないために計画を練る」という決意、この仕掛けがどう動くのか、続きが気になります。設定の輪郭が見えたので、構造が楽しみな作品ですね。応援してます。
重田💋(omoda)
211
虚木(ウツロギ)
1,099
Nu²Ⅰ
934