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⚠️注意⚠️

若干前作の太宰さんが嫌われる話を引き継いでます。

↑↑↑↑↑を見てから見た方が多分わかりやすいです。

自傷、病みなど含みます




ポートマフィアに来てから数ヶ月が経った。仕事の量は相変わらず多いし、任務も多い。まさにブラック企業。

私も探偵社にいた頃程ではないが時々サボっている。

「太宰ー」

「なんですか姐さん」

「ちょっと此方に来て欲しいのじゃが」

「いいですよ」

この時の選択が間違いだった

いや、正解なんて無かったのかもしれない




「太宰、之はどういう事かえ?」

「は?」

目の前に広がるのは鏡花ちゃんの写真。しかも、鏡花ちゃんが何者かに連れ去られ監禁されている様子の写真だ。全部で7枚あるが、後半の写真の鏡花ちゃんは傷だらけで、なんとも言えぬ姿になっていた。

「太宰。お前がわっちの鏡花を拐わせたのだろう?」

「何故私が犯人になるのか分かりません。」

「之を見て未だそんな事を言えるかのう」

渡された写真は目を見張るものだった。先日、任務で始末した男と私がやり取りしている写真だった。

「嗚呼、之は任務で此の男とやり取りをしていたんです。資料を見れば分かると思いますよ。」

「……そうか。わっちの早とちりじゃったな。わっちの傘下に確認させておく。すまんのぅ。」

「いえ。大丈夫ですよ。」

「なら良いんじゃ。」

「それでは」

その一言だけを残し直ぐに部屋を出た。

向かった先は個室トイレ。




「ゲホッゴホッ」

大丈夫なんかじゃない

又嫌われてしまうと考えると気持ち悪くて仕方がない

「カヒュッヒュー」

動悸が止まらないし呼吸も荒い

嗚呼やだやだ

考えたくもない

気持ち悪くて気持ち悪くて

「ゴホッッッ」

トイレに来て正解だった

もう嫌われたくないのになぁ……


愛されたかっただけなんです

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